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【公立小学校】登校の付き添いと放課後の居場所、親の仕事(働き方)について考える

子供が小学校へ進学すると、保育園のありがたみが身に染みます。
公立小学校の場合、親が子供をサポートしなければならない場面が多く、共稼ぎ家庭は苦労するのです。

そこで今日は「分団登校があるから小学校を公立にした」我が家の体験談を紹介します。

在宅ワーカーが増えたとはいえ、出勤しなければならない職種は多いです。
夫婦仲の維持と働き方の調節ができれば難しくない小学校対応ですが、それについて話し合うためにも我が家の話を参考にしていただければと思います。

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公立小学校の登下校は共稼ぎ家庭に優しい

私立小学校の場合は小1から電車やバスでの登校となるため、しばらくは親が付き添う通学が続きます。

朝から公共の乗り物で通学するのは疲れそうで。
私立小への進学率が高い都心の子供達は凄いなぁと感心しています。(汗)

でも。
それをサポートする親も大変で。

通学を見守るために通勤時間をズラしたり、勤務時間を時短にしてもらったり。
職場と交渉するのに苦労する人もいるのではないでしょうか。

その点、公立小学校は良くて。
分団登校なので送迎は殆どありませんし、朝は旗振り当番があることで登校中の見守りも地域でシェアできます。
親だけで我が子をサポートしなくても済むので助かります。

勤め先の場所や出勤時間が子供の登下校に対応できる感じなら、私立小の付き添いは大きな負担ではないでしょうけど。
個人的には共稼ぎ家庭なら、子供の進学先は近所の公立小学校が良いと感じています。

公立小学校の場合、登下校の付き添いが必要な場面は3つだけ

公立小学校に子供を入学させた場合、親が登下校の付き添いをしなくてはならないのは3つだけです。

災害時の緊急下校

これは今までも同じだと思いますが。
災害時は親が学校まで子供を迎えに行く必要があります。

職場が遠いと非常時に我が子の元へ駆けつけることが遅れてしまいます。
小さな子供にとって、非常時に親を待つ時間はどれほど不安でしょう?

小学校には延長保育がありませんし、もしもの時に対応できるよう小学校入学を期に働き方を再検討した方がよいと思います。(汗)

可能であれば、フルリモートな仕事だとか?
自宅か近所で働けるとベストですね。
それができないから苦労するわけですが…

子供の体調不良

それから。
手厚い支援が受けられる保育園とは異なり、公立小学校はちょっとした体調不良でも帰宅させられます。(悲)
私立小学校でも保育園レベルの対応はしてくれないと思います。

「やっと会社に着いたと思ったら、学校からお迎えコール」…なんてこともあります。

学校によって対応が異なりますが「保健室の利用は1時間だけ」なんて学校もあるので油断ができません。(汗)
発熱がなくても子供が不調を訴えると容赦無くお迎え要請があります。
従って、小学生になっても子供の体調管理は大事です。
今はコロナもあって学校も対応が難しくなるは分かりますが、これには本当に困ります…。

とはいえ、保育園っ子は丈夫です。
体調不良でのお迎えコールは滅多にないと思います。

ただ、それでも我が家の娘達のようにメンタルがやられる可能性があります。
入学前から子供の性格を熟知することと、お迎えコールの対策は強化しておいた方がよいと思います。

入学直後の送迎

災害や病気は突然ですが、入学直後の送迎は予定できるので対応しやすいのではないでしょうか?

前述したように公立小学校には分団登校があり、地域のボランティアによる見守り体制もあります。
従って、公立に進学すれば3回ほどの送迎で済むので、大概のお子さんに関しては悩まなくても良いと思います。
見守り当番がありますが、それとて毎日家族で対応することを思うと負担は少ないと思います。

ただ、それでも親が出勤する時間は子供よりも遅くする対策はした方がよいです。
子供が分団の集合時間に遅れると、親が学校まで送っていかねばならないからです。

実際には親が送迎できなくて独りで登校する小学生を見かけますが「他所のお宅は1人で行かせているし…」等と考えないであげて欲しいです。

低学年の場合は特に危なくて。
自転車の高校生やサラリーマンと出合頭で接触しそうになったり、実際にぶつかっているのを私は見たことがあります。(汗)
人通りのある朝なので連れ去りの心配は少ないと思いますが、交通事故の可能性を考えると、小学生に独りで登校させるのは心配です。

子供が分団に遅刻した時の対応をどうするのか?
親が先に出勤する家庭の場合はルールを決めておくべきだと思います。
私は子供と一緒に家を出ていますが、間に合わなかった時は送っていけないので潔く休ませています。(恥)

入学に向けて備えるべきは「子供の気持ちに寄り添う体制」

このように近所の公立小学校へ進学すれば、朝の登校に関しては心配しなくても大丈夫ですし、下校も1人で帰ることはないので多少は安心できます。

登校拒否だったり虚弱体質でなければ、親は普通に働けると思います。

小学1年生は学校へ行くだけで精一杯だったりする

ただ、安全に登下校できたとしても、それだけで満足してはいけないのが小学校生活です。

なぜなら、小学生の帰宅時間は早いのです。
これも子供の性格によりますが、子供だけで留守番させるのは危険なのでその対応も必要です。

よくある対応例は、学童を利用したり習い事をすることで子供の放課後を埋め尽くすことです。
この作戦なら大人が見守ってくれるので安心ですが、子供は疲れます。

小学1年生は学校に慣れることで精一杯

我が子の体力を把握することが大事ですし、様子を見て対応を変えられるだけの柔軟性が必要だと思います。

学校が終わったら家でのんびりさせたっていい

小学校は教員の人数が少ないため、常に子供を見守ってくれるような体制がありません。
従って子供同士の揉め事に大人が介入してくれることが減ります。

困りごとを言語化し先生に相談できる子はよいのですが、私の娘達のように我慢してしまう子は心を擦り減らして帰ってくることが増えます。

そうなりますと、私の娘達のように1人の時間を楽しめる子は「学校が終わったら、早く家に帰りたい」と思うものでして。
安全のために放課後の時間を埋め尽くしていたのに、私がセッティングした習い事をサボるようになりました。(悲)

そこで我が家は潔く子供を留守番させることにしたのですが、これが良かったようです。

帰宅後の時間だけ自由に動画を見れるようにしたら、暇を持て余すことなく親の帰りを待てましたし、心身が休まるようです。

我が家はAmazonプライムを利用していますが、これは便利ですね。
多少の設定が必要ですが、安心して見せられる動画ばかりですし、様々なサービスが併用できます。

1人で過ごせないお子さんの場合は策を練る必要がありますが。
コロナ渦ですし、放課後は家でまったりさせるのも悪くないと思います。

何でも話せる関係になっておくのが大事

このように留守番が好きなタイプなら、共稼ぎでもあまり困らない公立小学校ですが。
子供同士のトラブルについては神経を尖らせる必要があります。

それと言いますのも
今は連絡網がないため、どうしても何かあった時の対応が遅れがちなのです。

親同士が顔も知らない間柄なので、気がつくと我が子が問題児と思われているパターンがあります。(汗)
我が家も娘の物を借りたまま返さない子がいて、我が子の言うことだけを信じる親御さんと揉めたことがあります。
親が居ないところでゲームソフトなどの貸し借りをしないなど、ルール作りが大事です。

共稼ぎ家庭は時間に追われ、子供のケアが疎かになりがちです。

公立小学校を選ぶということは、揉める相手も近所の人です。
変な悪口を広げ子供を不利な状態にする厄介な人もいますから、慎重すぎてもいいと思います。

共稼ぎの子育ては他人を頼って乗り越える

低学年の間だけでも傍で我が子を見守る

残念なことに、これができる家庭は少ないかもしれません。
娘達の学校も7割が共稼ぎ家庭です。

我が家の場合は私がワンオペ育児をしていまして。
持続可能な方法で子育てをすることの大切さを感じています。

全てを自分でやろうとせず他人を頼るのが共稼ぎ家庭における小学校対応のコツだと思うのです。

登下校対応は、移動支援を利用することが可能です。
ファミリーサポート等の育児支援サービスを登録しておくと安心です。

子供が登校拒否になってしまった場合も教育委員会に相談すると月に数回なら支援してくれたりします。
地域によって違いますが。

家事代行サービスには育児支援機能があったりもします。
我が家はシルバー人材に家事代行をお願いしていますが、子供と遊んでくれるので低学年の頃は助かりました。

外注できるものは何でも他人を頼り、手放せるものは自分がやらないようにしないと身が持ちません。
疲れてイライラした結果、子供を虐待…なんてことになる前に、共稼ぎで忙しいのであれば、子供と過ごす時間の質を向上させるために投資することがおすすめです。

親がいない時間に他人が自宅へ入ることに抵抗がある人は、家事代行サービスは信頼できる会社から受けると良いです。

子供が学校から帰宅して親が帰るまでの間に家事をしてもらうと家事が捗りますし、子供も安心して留守番ができます。
何より、親が雑用に費やす時間を減らせるので子供との時間を充実させることができます

一度、試してみてください。
↓は例えば…ってことでリンクを貼りました。

さいごに

娘達は大雑把な性格ですが、それでも人間関係で揉めたり、様々なストレスで登校拒否になりました。(汗)
次女に至っては小1から不登校になりました(泣)

低学年の子供を家で留守番させることは、多少の危険を伴います。
ですが、ベストを尽くせないのが共稼ぎの子育てです。

十分に休ませること
流行病への感染を防ぐこと
子供の時間を充実させること

何を大事にするかは家庭ごとに異なりますので、自分達が選べる選択肢の中で最も良い方法を選択しましょう。

小1の壁を2度経験した私が思うに
小1の壁は山ではなく山脈です。

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転職を含めた働き方を職場や家族と話し合い、利用できるサービスは全て活用しながら子育てサバイバルを乗り越えていきましょう。