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PCITで子供の問題行動は減るのか? 調べてやってみた。

 
↑ またもや尊敬するブロガーさんの真似をしてノートに書いてみました。(笑)

娘達が不登校になって4ヶ月。
我が子が引きこもっている状況に慣れても、母の悩みは尽きません。

娘達の夜更かしによる私の寝不足
彼女達が自分の世話をしなくなったこと

これらの問題がいつになったら解決するのか?
出口のないトンネルを彷徨い歩く日々が続いているのです。

でもね
そんな状況でも素敵な出会いはあるものでして。
最近 見つけた「PCITに関する本」が素晴らしかったので、今日は皆さんに紹介したいと思います。

子どもが言うことを聞いてくれない
子どもと険悪な雰囲気になってしまう

そんな悩みがある方の助けになる本ですから。
育児に自信がない方や困っている方は読んでみてほしいです。

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PCITとは?

PCITは 問題行動をする子どもと、その対処に苦しむ親のための心理療法です

今日、この記事で紹介しますのは
1日5分で親子関係が変わる!育児が楽になる!PCITから学ぶ子育て」です。

この本によりますと。
 Parent Child Interaction Therapy(PCIT)とは、一種の心理療法でして。
親子でセラピーを受けることが大きな特徴です。

プレイセラピー Child Directed Intreraction (CDI)を十分に行ってから、子供のしつけを行う行動療法 Parent Directed Intreraction (PDI)を行っていくのですが。

子供と親の状態を数値化し、定量的に評価しながら「親の育児力」をトレーニングするところが斬新だと思いました。

子供の問題行動を減らすには、良好な親子関係が有効

PCITはそんな研究結果に基づいた治療方法ですから。
信頼できるメソッドだと私は考えています。

PCITは効果が出やすい療法ですが、欠点があります

でもね、PCITには残念なことがあります。
残念ながら、日本にはPCITを施術できるセラピストが少ないのです。

必然的にこれが受けられる施設は希少なので、子育ての指導をしてもらいたいのであれば、別のペアレントトレーニングを受けるしかありません。(悲)

親子でセラピーを受け「子供を躾る方法」をレクチャーされたい家庭は多いと思うので、今後、PCITを体験できる施設が増えて欲しいです…。

だから、子育てに困っている人は この本を読んでほしい

このような事情から、今から紹介する「1日5分で親子関係が変わる!育児が楽になる!PCITから学ぶ子育て」をイチオシしたいのですが、この本は PCITを一般家庭に導入するためのエッセンス本です。

セラピストによる指導が受けられないにしても、心理療法の手法が自分の子育てに活かせたら、何やらいいことが起きそうだと思いませんか?

少なくとも 私にはこの本が参考になっているので、子供のワガママなどに悩む親御さんは読んで欲しいです。

「1日5分で親子関係が変わる!育児が楽になる!PCITから学ぶ子育て」でPCITに挑戦しよう!!

まずは本のタイトルですが。
1日5分で親子関係が変わる! なんて書かれたら、気になりませんか?

でもね、これ
盛りすぎではないです。(汗)

本を読む前は、5分で人間が変わるわけないじゃん…と私も思いましたよ?

でもね、実際にやったら凄い負荷で。(汗)

私はうまくやれていないけれど、本に書かれていることが上手に実行できるようになったら、本当に親子関係を変えられると思いました。

【PCITを始める準備】育児の困難さをスコア化する

この本によりますと、PCITによる治療終結の指標には、Eyberg Child Behavior Inventory(ECBI)というものを使うのですが。

これによって子供の問題行動が強度スコアと親の困り度から数値化することができます

親子の状態を定量的に評価すれば、自分でPCITに挑戦するとしてもセラピーの効果が客観的に自己評価できますもんね。

この本には、日本人用にカスタマイズされたECBIスコア表が載っていますから。
本を参考に「我が家の育児」を自己評価してみて欲しいです。

ちなみに
この本には「クレヨンしんちゃんのママ」や「星一徹」によるECBIスコアが紹介されておりまして。

スコアの傾向から親のタイプを分類し、それらの子供がどのように育っていくのか?
子供の人格形成リスクが提示されています。

今の育児スタイルにより我が子がどのようなタイプの大人に成長するのか?

そんなことに興味がある方も読んで欲しいです。

【PCITの第一ステップ】 CDIで子供の心をほぐす

ECBIでPCITを始める前の初期状態をスコア化したら、いよいよ挑戦です!

この本によりますと。
PCITのうち、第一ステージに行うCDIというプレイセラピーは、セラピストの指示・観察下で子どもと30分近く遊ぶトレーニングなのだそうです。(汗)

やり方は口で言うだけなら簡単でして。
問題行動をする子どもがリードする形で、親と2人きりで遊びます

このステージでは、親は命令せず、提案も質問もしてはいけません。
その代わり、褒め、子供の言う言葉を繰り返し、行動の説明をしながら共に楽しみます。(汗)

ぶっちゃけ
難易度が高すぎます(悲)

このようなプレイセラピーは投薬と同様の意味があるので、その場だけの試みで問題行動を減らすことは難しいのだそうで。
実際にはセラピストによるPCITに加えて「5分間の特別な時間」と称したプレイセラピーが課題として出されるのだそうです。

この本に書かれているのは、この課題部分のやり方でして。
親が我が子に実施するプレイセラピーのコツを伝授してくれています。
セラピーを薬のように与え続ける…というのが重要なのだそうです!!

CDIは幼児向けのセラピーだと思う

で、ミーハーな私はPCITに挑戦中なのですが。
前述のとおり、実際にやってみると難しいです。(悲)

小学生ともなりますと、普段は自分の好きな遊びをするものでして。
この本を参考にPCITの掟に添ってプレイセラピーをやろうと思うと、ネタに困るのです。

幼児ならば レゴや積木でも楽しく過ごせるのでしょうけれど、そうでない小学生と遊ぶのは3分でもキツイ…。(恥)

どのような遊びが好ましいか、どのように実行していくか…という詳細は、本を参照してもらうとして。

子供が協力的になってきたら、次のステップへ進みます。
PCITで行う遊びには掟があるのです(汗)

【PCITの第二ステップ】 PDIで躾をする

CDIで四苦八苦している私ですので、第二ステップであるPDIはかなり先の話ですが。

次のステージでは、「しつけができる親」になるためのトレーニングをします。

PDIにも掟がありまして。
例えば、30〜1分に一度は子供に命令をしなくてはなりません。(汗)

どのような命令の仕方が好ましいのか?

PDIを実行するコツもちゃんと書かれてありますので、本を参考に指示を出す練習をしていけばよいと思いますが…。
うちの娘達は指示が通りにくい子なので、やれる気がしません。(爆)

でもね、このままでは親子関係が険悪になりそうですし。
CDIを終わらせることができたなら、挑戦してみたいと考えています。(汗)

 

PICTは小学生の不登校に効果があるのか?

子供の問題行動の原因が何であれ。
親の言動が変われば、子供に良い影響があるのは事実です。
PCITを治療として利用したいのであれば、セラピストの介入が必要だと感じました。

とはいえ小さな子供の「食べ歩きをする」だとか「着替えが遅い」といった小さな問題ならば、この本を参考に言動に気をつければ解決できると思います。

小学生の不登校にPICTをそのまま真似しても、親子で遊ぶ年齢ではないので続けるのが難しいです。
でも、困り度を数値化して客観的に評価することは効果的でした。

親のストレスが軽減するのです。

子供は親から感情や行動のコントロールを学びますが、それが十分でないと大人になってからトラブルに巻き込まれやすくなるそうですから。

PCITでなくても子供の問題を一緒に解決してくれる療法はありますし、育児に関してお手上げ状態になっている方は、まずは自分をコントロールすることを身につけましょう。
それが難しいのであれば、早めに相談窓口を利用した方がよいです。

まずは この本を読んで。
本気で子供と向き合う時間を毎日5分作ること、おすすめです。