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【小学生の不登校】ゲーム三昧な子供を禁止以外の方法で依存から救う方法


↑ またもや尊敬するブロガーさんの真似をしてノートに書いてみた。

娘達が不登校になり、仕事をセーブした私。

大好きな我が子との時間が増え、今まで以上に彼女達と向き合うようになったのに。
子供と過ごす時間が増えるにつれて、私から笑顔が消えていきました。

不登校な子供がゲームばかりしている

これって親にとっては不安でしかなくて。
自分の気持ちを安定させるため、娘達からゲームを取り上げようとするようになってしまいました。

そこで今日綴るのは
不登校な子供のゲームを受け入れられるようになった経緯と娘達がゲーム依存にならないために私が行ったことです。

児童精神科医から頂いたアドバイスも紹介しますので、同じように苦しくなっている方は参考にしてください。

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不登校な娘達がゲームばかりするようになった理由

私の娘達が不登校になったのは、転校がきっかけで。
友達がいない学校に姉妹揃って馴染めなかった…というのが不登校の大きな理由でした。

親がゲームを与えたのが敗因

でもね
不登校生活がゲーム三昧になってしまったのは、親が原因で。

コロナウイルスの感染を恐れるばかりに外出ができない娘達の娯楽として私がゲームを与えてしまったのです。

私ができるだけ仕事を休むようにしていたとはいえ、小学生が姉妹だけで留守番をするのは退屈で。
そんな時にゲームがあったら、子供がそれにハマりすぎるのは必然的ですよね…。
これは私の判断ミスでした。(恥)

不登校な小学生がゲームにハマる理由

このように、不登校な子供がゲームばかりするようになるのは、環境によるものが大きいと思います。

ですが、エンドレスにやり続けてしまうのは怠惰だからではありません。

不登校な子供がゲームにハマるのは、居場所が欲しいから

これは後で紹介する本に書いてあったのですが、ゲームにハマる子供の背景には何らかのことが原因で引き起こされた孤独感、不安、自己否定があるそうで。

ゲームやネットの世界から出てこなくなった子供達の多くが現実世界に居場所をなくしているのです。

子供がゲームばかりするのは
ゲーム自体が悪いのではなく
我が子の心が弱いからでもない

娘達は「自分の居場所がない」なんてことは言いませんでしたが。

観察してみると、その通りで。
子供の不安な気持ちを誤魔化すのにゲームは最適なようでした。

不登校な子供はゲームで自分を癒す

小学生が不登校になった場合、自分の気持ちを言語化するのが難しい…というのもありますが。
自分でも学校へ行けない理由が分からないことが多いと思います。

漠然とした不安をどうしたらよいのか分からず、嫌なことから目を逸らしたい時にゲームは便利です。

子供は何に傷ついているのか?
本当はその根本的な解決が大切ですけど。

本人が分からないことを親が解決してやれるわけがありません。

ゲームを楽しんでいるうちに気が紛れて「どうでもよくなってくる」のなら、それもアリなのではないでしょうか?

〜追記〜

うちの娘達の場合は、児童精神科へ通院し、セラピーを毎月受けていますが。
2年間の不登校生活を経て自然とゲームの世界から浮上しました。(汗)

引きこもってゲームばかりしていても、その時が来れば外の世界へ戻っていくものです。

将来が一番不安なのは本人ですから。
子供が好きなものを肯定的に受け止めてあげましょう。

ゲームで依存症になったりしないのか?

とはいえ「ゲーム障害」なんて言葉があるくらいなので、依存は心配です。

私もゲームを肯定できるようになったものの、不安で。
娘達が通院している精神科医にゲームのことを相談してみました。

ゲームばかりしていたら必ず依存症になるわけではない

娘の担当医が言うには、不登校な子供がゲームばかりするのは、単純にやりたいことが他にないからなことが多いそうで。
依存傾向があるのかもしれないが、病的ではないことが多いとのこと。

娘達はゲーム三昧で夜更かしですが、昼夜逆転はしていませんでしたし。
学校へ行かないだけで習い事は続けているし、友達とも遊んでいます。

この状態ならば「ゲーム障害」とは診断されないようです。

部屋に閉じこもって家族と会話が成り立たない状態でなければ、見守ってもよいのでしょう。

我が家の場合は、専門家のアドバイスがあったから、焦ってゲームを禁止したり取り上げたりせずに済みました。

ゲーム障害の診断は先生によって分かれるようです

とはいえ、診断は医師によって異なるようです。

娘達の担当医は楽観的な感じの人なのです。
皆さんは自己判断せず、診断に疑問が残るようならセカンドオピニオンとして複数の医師から意見を聞くとよいかもしれません。
児童精神科は混んでいるので、複数の病院に通うのは大変かもしれませんが…。

私がやってみたゲーム依存を防ぐ対策

このように私の娘達は依存症ではないと太鼓判を頂き、安心できた私ですが。
それでも、この先のことは分かりません。

そこで読み漁った不登校本を参考に、親として色々と対応を心がけました。

どんなゲームにハマっているのかを観察する

ゲームばかりする子にそれを止めさせる方法を調べると、どこでも言われているのが「もっと楽しいことを見つけてあげる」ということです。
ただの「ゲーム好き」なら、別の楽しみを提案するだけで効果があるそうで。

コロナ感染を避ける意味で外出が難しいけれど、季節の花を見に行ったり。
不登校なので空いてる昼間に遊びに出かけたりしました。

でも。
我が子とはいえ、他人に楽しみを見つけてあげるなんてことは簡単ではありません。 (悲)

そんな時は、子供が何のゲームにハマっているのか観察し「どのような問題を抱えているのか」を推測することがおすすめです。

後で紹介する本によりますと、好むゲームの種類によって子供が抱えている問題の傾向が分かるそうでして。
本を参考に観察したら、娘達にも該当して驚きました。(恥)
依存の症状と背景にある問題についての詳細は本を読んでみてくださいね!!

一緒に遊び、子供がゲーム以外で夢中になれることを探すのもよいですけど。
表面的な問題の奥にあるものを見つけ、親子で解決していけるとよいですね。

𠮟咤や懲罰を止める

不登校な子供がゲームにハマりやすいのは、ゲームが「生きづらさ」の解消法であり、リラックスの場だから…と考えると、ゲーム依存を避けるのに必要な行動も見えてきます。

子供がリラックスして過ごせる家庭にするためにも、ゲームに関する約束が守れなかったとしても叱ったり罰を与えることはせず、話し合うようにしました。

本人にだって約束を破り、ゲームばかりしてしまうことに対して罪悪感があるのです。

責めるより「一緒に考えよう」という姿勢がベストだと思います。

子供を支配しない

依存症の本を読んで知ったのですが、支配と否定をしない環境で暮らしていけば、依存のニーズは減っていくそうでして。
依存者と暮らす家族は、ゲームをしていることを「凄い集中力だね」と褒めるくらいの心の持ちようが良いそうです。
難易度 高い!!

我が家では、私の受け止め方を変えたことにより、ゲームへの依存が強まったかのように見えましたが。
私が怒らなくなったので喧嘩になることは無くなり、家族の雰囲気が良くなりました。

私がイライラしていた頃はリビングに娘達が来なくなりましたが、今ではくつろぎながらゲームを楽しんでいます。

親だからといって子供を支配しない

意識しないと地味に難しい試みですが、頑張っています。(恥)

おすすめしたい「ゲーム依存から我が子を守る本」

不登校や依存症の本は何冊も読んだのですが、「ゲーム依存」に関する本では「ゲーム依存から我が子を守る本」が一番おすすめです。

「ゲーム依存から我が子を守る本」とは

ゲーム障害の治療方法について知れます

我が家は軽いゲームばかりしているから心配になる程度の依存度ですが、もはや病的な依存で困っている人もいますよね?

この本には既に「ネット障害」になってしまった場合の治療についても書かれてありますので一読することをおすすめしたいです。

精神保健福祉施設を利用する目安

残念ながらゲームの依存症へと進展した場合ですが。
本人ではなく、まずは親がカウンセリングを受けることが重要です。

ゲーム依存は子供自身の問題ではなく、子供がいる環境に問題があることが殆どだからです。

ここまでくると自分達だけで回復するのは難しいですから、「精神保健福祉センター」「保健所」「子ども家庭支援センター」や依存症の専門病院などで、ゲーム障害の治療を相談した方が良いそうです。

子供に口煩く言ってしまうのは我が子を思う親心です。

ですが、子供のゲーム依存によって家庭内が荒れたと感じている方は、恥ずかしがらずに支援を受けましょう。

さいごに

長々と書きましたが
ゲームばかりする不登校な子供にとって、ゲームやネットは苦痛に耐えるための心の杖。

依存することで
かろうじて死なずにいられます。

私達 親は、禁止することを頑張るのではなく、依存の背景にある問題を解決する手伝いを頑張ってあげたいですね。

我が家にとっても悩ましいゲーム問題ですが。
娘達のゲーム時間が減りましたら、また記録したいと思います。