私は「ほぼ日手帳」を使い続けて16年。
手帳への愛は嘘ではないのですが、それでも不満に思うことがありまして。
今年は手帳の軽量化と収集した情報のデータベース化を目的に手帳をiPadに変更してみようと考えました。
iPadは「ほぼ日手帳」の代わりになるのか?
試行錯誤した結果を綴りますので、来年の手帳選びに悩んでいる方は参考にしてみてください。
- 私が「ほぼ日手帳」でしてきたこと
- 「ほぼ日手帳」を卒業したい理由は「拡張性」と「検索性」、そして「携帯性」の向上
- 私が「ほぼ日手帳」をiPadへ移行させた方法
- 「ほぼ日手帳」をデジタル化するコツ
- さいごに
私が「ほぼ日手帳」でしてきたこと
そもそもな話ですが。
私は手帳でスケジューリングをしていません。
予定管理はChromeを使っており、PCでもスマホでも予定変更ができるようにしているからです。
私が「ほぼ日手帳」を使い続けてきた理由は、メンタルヘルスの維持でして。
タスクを書き込み行動を取捨選択することで自分の時間を確保しています。
嫌なことがあった日は心の毒を手帳に吐き出すことで黒い気持ちを翌日に持ち越さない…なんてこともしていますから。
私の手帳は決まったフォーマットがあるわけでもなく、書かない日の方が多いほどです。
以前はカッチリ手帳を運営していましたが、今はその日の気分で自由に使っています。
概ねは↓のような使い方をしています。
「ほぼ日手帳」を卒業したい理由は「拡張性」と「検索性」、そして「携帯性」の向上
このような用途で手帳を使ってきましたから、私の場合はマンスリーとフリーページが大量にあれば、「ほぼ日手帳」である必要はありません。
実際、これまでも手帳の乗り換えを毎年のように検討し続けてきました。
しかし、他の手帳ではダメでした。
例えば、↓ のような感じです。
長年愛用してきた「ほぼ日手帳」を乗り換えるのにあたり、検討中の手帳を手作りして試運転をするのですが、毎回「ほぼ日手帳の方がいい」という結論に至っていたのです。
私の理想を全て叶える手帳はない
だから「ほぼ日手帳」を使い続けよう
諦めかけていた私ですが、職場の同僚達がスマホで自己管理をしていることを知り、昨年は「ほぼ日手帳」をiPadへ移行させる試みに挑戦してみました。
2ヶ月間に渡り試運転をした結果、無限にページを増幅させられるのに見たい情報が直ぐに取り出せ、持ち歩いても軽い…そんな手帳にすることができましたので紹介します。
私が「ほぼ日手帳」をiPadへ移行させた方法
元々スケジューリングはChromeを使ってきたので、「ほぼ日手帳」をデジタル化することは簡単なことのように感じましたが、かなり苦労しました。
それと言いますのも
私は「予定」と「行動記録」を分けたいからです。
スケジューラーアプリを使うと、それらの区別が分かりにくい!
Chromeに限らず、何か一つのアプリで全てを完結する作戦は早々に諦めました。
用意した端末はMacbook、iPad、Apple pencil、そしてiPhone!
結局、私が選んだ道はPDFで作ったスケジュール帳を「ほぼ日手帳」の代替え品として使用することです。
手帳をデジタル化しても手書き感を大事にしたかったので、私が新規に購入したものはApple pencilだけ。
他は手持ちのアイテムを流用しました。
それはそうと。
イマドキのMacには、Sidecarという機能がありまして。
それを使いますと、iPadをサブモニターのように使うことが可能です。(驚)
Apple pencilを使えば、Macで調べた情報をiPadに表示させたノートへコピペしたり、直接メモ書きすることができますから便利です。
Apple pencilは買って損がないアイテムですので是非!!
使用するアプリはGoodNotes (ノートアプリ)
使用するデバイスが決まったら、次はソフト選びです。
「ほぼ日手帳」をデジタル化するにあたり、スケジューラーアプリを使わない理由は前述のとおりですが。
それらを各端末で同期させるとなると、有料だったりして…。(恥)
検討したものの、私のような使い方には合わなかったので断念しました。
結果、私が使っているアプリはGoodNotesです。
我が家では子供の勉強にもGoodNotesを使っていまして。
このノートアプリを使えば、ネットから集めてきた情報に手書きメモを加えてデータベース化することができますし、各端末でそれらを同期させるのも簡単です。
無料のPDF手帳をiPadで「ほぼ日手帳」の代わりにする
PCやタブレットでノートアプリを同期させ、それを「ほぼ日手帳」の代替え品として使うことを決めた。
ここまできたら、最後にやることはPDFフォーマットの手帳テンプレート探しです。
世の中は親切な人や企業で溢れていまして。
手帳を無料公開しているサイトが沢山あるので選びたい放題です。
私がその中で選んだのが「クアデルノ」でした。
これは富士通の電子ノートパットなのですが、なんと専用のスケジュール帳テンプレートが無料公開されているのです。(驚)
驚くことに、このスケジュール帳はPDFなのにリンク機能付きでして。
デザインも「ほぼ日手帳」に近いのでおすすめです。
「ほぼ日手帳」をデジタル化するコツ
PDF手帳を使うだけでも「ほぼ日手帳」の乗り換えは完結できるのですが。
手帳で学習をしたりデータベース集のようにして使いたい場合は、一手間で使いやすさが変わります。
それは情報のカテゴリー分けです。
私は行動記録とタスク管理のための「クアデルノ」、レシピ集やハウツー本から得た知識集をそれぞれのフォルダーにノートとしてまとめました。
ノートアプリを使えば手書き文字であっても検索できますが、カテゴリー別に手帳を分冊しておけば検索性が更に向上して便利です。
ページを複数表示して作業…なんてことは「ほぼ日手帳」では不可能でしたから。
自分だけのデータ集を見ながら作業する時は快適です。
ただし、これをやる時は複数の端末を同時に使わないと画面が小さくて見にくいです!
持ち歩く情報と持ち歩かない情報を分ける
それから。
せっかく情報をカテゴリー分けしたのですから、それらの中で持ち歩く必要のある情報だけをスマホと同期させるのもおすすめです。
それと言いますのも
PDFの手帳はiPhoneからだと閲覧しにくいし、書き込みもしにくいのです。(汗)
ライフスタイルが変わったことにより、出先で手帳を開くことがなくなった私ですが。
稀に書き込みたくなった時にページを検索して開くことが面倒でした。(悲)
そこでやってみたことが
持ち歩く情報を限定することでした。
人それぞれ出先で見たい情報は違うでしょうけれど。
手帳を細かく分冊化し、持ち歩く情報はスマホからの書き込みを想定したフォーマットにしておけば問題ないと感じています。
さいごに
私がデジタル化した「ほぼ日手帳」へ記入していることの詳細は↓の記事に綴ります。ご興味のある方は続けて参照してくださいませ。