前回の続きです。
私達親子は、クロッカスをベランダのプランターで育てています。
ただ植物を愛でるだけではつまらないので、観察実験をしています。
何かを発見する度に親子で想像し考え、何が起こっているのかを絵に描いてきました。
こんな実験遊びから4歳児は球根から何を学ぶのか?
母はクロッカスと娘の成長を観察しています。
実験遊び : 重力屈性を幼児は感じる事ができるのか?
この実験で娘達に気がついてほしいのは、植物の「重力屈性」です。
重力に応答して植物の器官が
根を地中へ
茎を空中へ
成長しながら姿勢制御している様を幼児が感じ取る事ができるのか?
先に教えてしまいたくてムズムズしていますが、我慢しています。(笑)
子供は球根を観察し
私は子供を観察して楽しむ
これって傍目には変な親子かもしれませんね。(笑)
横向きクロッカスの全てが発芽しました
上向きクロッカスから遅れること1ヶ月。
前記事では生えていなかった球根からも芽が出てきました。
このことにより
上向き・横向きクロッカスの発芽率は100%となりました。
下向きクロッカスも1つ発芽しました
画像を撮影し忘れましたが、この頃になって下向きクロッカスも発芽し始めました。
やはり斜めに土から出てきて、後日になったら真っ直ぐに伸びてきた感じです。
下向きクロッカスの発芽率は1/3ですが、この様子だと全ての球根が発芽するかもしれませんね。
掘って確認してしまいたい気持ちでいっぱいですが、子供達が嫌がったので気長に待つ事にしました。
観察実験の結末を予測する
クロッカスを毎日眺めては水をやったりしてきましたが、幼児なので観察実験に飽きてしまいました。(汗)
新たな事件をするため、今回も予想を絵にしてもらいました
そこで簡単な実験を行うことにしました。
せっかく横向きクロッカスが発芽したので。
上向きクロッカスの1つを掘り起こし、球根の中を観察してみることにしたのです。
球根の中身はどんな事になっているの?
でも、いきなり切るのは勿体ない!!
…ということで、今回も球根の中がどうなっているのかを想像してもらい、絵にしてもらいました。
上の絵が次女、下の絵が長女の予想図です。
はっきり言って
ふざけています。(笑)
次女の予想では、球根の中に小人が住んでいて。
中央にある「球根の種」の周りで踊っているそうです。
長女の予想では、球根内に芽と根を作る装置があり、そこが配線(?)で繋がって連動しているのだそうです。
面白いけど…ね。
母は真面目に考えて欲しかったです。(悲)
いざ、切断 !!
次女曰く
中に小人が住んでいるから、殺してしまわないよう気をつけて!
…ということで。
慎重に球根を切断しました。
上の写真が切断前
下の写真が切断後です。
「小人、いないねぇ…」
「カブみたい !!」
二人とも想像とは違う球根の切断面に興味津々。
「この緑のものは
きっと葉っぱの赤ちゃんだよ。
芽の中で葉が作られてるのかな?」
彼女達の疑問に答えるようにしたいけれど。
母は理学部出身とはいえ、知識が足りず。
葉を作るための組織は芽にあるのか球根にあるのか?
それは一緒に調べていく事にしました。
さいごに
今回は球根を切断し、中がどうなっているのかを観察しました。
引き続きクロッカスを育て、球根を植える向きが植物にどのような影響を与えるのか?
娘達と考察していこうと思います。
↓ 次回は最終回です。お楽しみに!!