小学校低学年の自由研究におすすめな研究テーマとして「にんにくの観察実験」を母娘で行っています。
リケジョな母娘の知的好奇心を満たす遊び、その続きをご紹介したいと思います。
観察記録
実験開始、3週間目
クロッカスの観察実験と異なり、にんにくの実験は展開が早いです。
実験開始後、最初の変化は根が出始めた事でした。
3週間目の時点で根が出ていたのは
水 + 光
水 + 光 + 土
水 + 土
この3条件だけ。
芽より根が先に出てきたことが意外だったらしく、子供達は驚き、その事実を何度も確かめていました。
私は…その反応を楽しみました。(笑)
あーでもない、こーでもないと盛り上がっている子供達。
ところが、私が彼女達に気付いてほしい事には考えが及ばないようで…。
遮光条件のにんにくから根が生え始めたことには無関心でした。(悲)
「まぁ、普通…そうだよね ?」
おそらく知ったかぶりなので
植物が根を出す際に光は必要ないのだろう
そう子供と一緒に結論づけました。
(本当は自分で結論を導いて欲しかったけど)
実験開始 4週間後
これまた意外だったのですが。
真っ先に変化したのは「水 + 光」の条件で育てているにんにくでした。
皮が剥けて中身が見えています。
ちなみに、紫っぽいものは皮。
一部カビが生え始めたものがありましたが、根が生えた個体は腐る様子がありません。
健康な(?) にんにくは制菌作用を持つのかもしれませんね。
実験開始 5週間後
「水 + 光」の条件で育てているにんにくから、ちょこんと芽が顔を出しました。
4週目に皮が剥け始めたのは
どうやら発芽が原因だったようです。
「土を入れて育てたものが最も早く育つだろう」
そのように親子で予想していたのに。
予想と違う結果は、リケジョ心をくすぐります。(笑)
不思議がっている子供を見ていると、これまた楽しい !!
今のところ
根が出る必須条件は「温度」。
光があっても極寒の外では根が出ていません。
「土」「水」、そして「光」は組み合わせによっては根を出すよう働きかけるようです。
(今思うと、条件として「水なし 土だけ」の条件を加えれば良かった…)
今後の展開に乞うご期待!!
ここで実験を終了してもよいのですが。
子供達がもう少し観察を続けたいと言っているので、もうしばらく実験を続けることにしました。
にんにくの観察実験は1ヶ月ほどで終わるので自由研究にもオススメ。
次回が最終回になると思いますのでお楽しみに ♪
追記!
続きを↓に綴りました。
ご興味のある方は読んでやってください。