クロッカスの実験に続き、先月からもう一つ実験をしています。
お題は「にんにくの観察」。
これは実験が簡単なだけでなく、短期間で結果が出ます。
小学校の自由研究にできそうな観察実験ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
研究の始まりは「にんにくの提示」から
クロッカスの実験では、小学1年生の知識を甘くみて失敗した私。
そこで今回はにんにくを買ってきました。
私は調理にチューブにんにくを使うので、娘達はその球根を見た事がないのです。
初めて見るにんにくの球根は子供達の目にはどう映るのか?
誰より私が楽しみでした。
これは何でしょう ?
まず丸ごと見せてみました。
初めて見る白い塊に子供達は嬉しそうに駆け寄りましたが、植物である事すら分からない様子でした。
そのうち、次女がギュッとニンニクを握りだし…
「ママ !! これ、剥けるよ !?」
どうやら皮が剥けることに気がついたようです。(笑)
更に、匂いを嗅ぐよう促すと素直にクンクン…。
意外に匂いませんでした。
「??? なんだろう?」
娘達は興味津々。
今回もつかみはOKです。(笑)
その後、みかんのように片鱗を分けて観察しました。
実験を始める前に仮説を考える
にんにくが育つ条件とは?
本当は子供達から意見が出るまで待つのが良いのでしょうけれど。
二人とも飽きて遊びだしたので、これは「にんにくの球根」である事を教えました。
そしてクロッカスの実験と同様に、これが育つのに必要なものを一緒に考えました。
今回は長女に黙っていてもらい、次女が考えるよう促しました。
クロッカスを育てるのに何が必要だったか? それを思い出させながら。
結果、4歳児が出した答えは「水と土」。
さて、それは本当なのか?
さぁ、実験です !
にんにくの生育条件は以下のとおり。
次女がにんにくの生育に必要だと答えた「水と土」以外に「温度と光」の条件も加えました。
- コントロール (光だけ)
- 水だけ
- 水+光
- 水+光 (低温)
- 水+土
- 水+土+光
実験方法は簡単。
上記条件の瓶を用意し、にんにくの片鱗を入れて眺めるだけ!!
研究職のくせに大雑把ですが。
まぁ、これは私達親子の娯楽ですから良いのです。(笑)
実験とは別ですが。今回も想像してもらいました
子供達がにんにくを見たのは初めて。
今回も成長したところを想像してもらうと、長女は↑のような絵を描きました。
(次女も参加していますが、今回の実験の主は長女です)
偶然なのですが、にんにくの葉は細長い事を見事当てています。
彼女の絵を見ていたら
にんにくを育てるとネギみたいになること、見たら驚くだろうな…なんてニヤけてきて。
私が楽しくなってきました。(笑)
ちなみに「どの条件で育てたにんにくが早く大きくなるか?」という問いに対する子供達の答えは。
長女は「水+土+光」のにんにく
次女は「水+光」のにんにく
これが最も早く大きく育つそうです。
今後の展開に乞うご期待!!
母娘でにんにくを育てている様子に主人は呆れていますが。
夏と冬はお家で実験するのが
リケジョな母娘の知的好奇心を満たす遊びですから。
引き続き観察を続けたいと思います。
追記!
この続きは↓に綴りました。
ご興味のある方は読んでやってください。