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【自由研究のまとめ】4歳児の発見は「大豆の発芽物はもやし」だということ

4歳児と行った自由研究を紹介していますが、この記事で完結です。

なぜ研究テーマとして「もやし」を選んだのか?
どうやって実験を進めたのか?

そんな記録は ↓ の記事を参照していただければと思います。

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もやしの発芽実験が終了。その結果は?

《結果1》 豆の色は胚や葉の色とは関係がなかった 

過去記事で 豆の中には銀河が入っている…なんて想像していた次女ですが。

枝豆の中が緑色なのだから
豆の色と胚の色は同じなのでは?
なんて期待があったようでして。

豆を切断し、胚を観察した時のアウェイ感が忘れられません。(笑)

葉の色も豆の色に関係なく緑色なのを観察した時は「ふぅーん」と言っただけでした。(爆)

《結果2》豆は「光」がない方が育つ

↑ は育てていた豆を1粒ずつ取り出し、並べた写真です。
左から「緑豆」「黒豆」「子大豆」。
そして、それぞれ左が「遮光あり」右が「遮光なし」です。

これは実験開始72時間後の様子なのですが
緑豆と黒豆は遮光した方が優位に茎を伸ばしています
ヒゲのような根も生えてきて、なんだか立派になりました。(笑)

それに対して子大豆は。
1つ2つの豆からちょろっと根の先が出てきただけ。
この豆に関しては「光」の有無で成長に差があるのか、判断はできませんでした。

もやしの発芽実験をした4歳児の考察

とりあえず実験はこれで終了とし、

なぜ、このような結果となったのか?
次女と一緒に考えてみることにしました。(笑)

豆の色には何の意味があるのか?

まず最初に2人で考えたのは
豆の皮の色が胚や葉の色と関係がないのなら、皮の色には何の意味があるのか?
ということです。

「色があった方が楽しいもんねぇ」

次女はまだ4歳児ですから。
大地に馴染む 地味な色にすることで鳥に食べられないようにする…だとか?
そんなことは思いつきませんね。やっぱり。(笑)

「光」を奪った方がよく育ったのは何故か?

次に、遮光した豆の方が大きくなった理由について考えてみました。

「暗いから
 出口を探してるんだよ」

光を強く求めた結果、遮光条件の方が成長する。
なるほど、面白いです。
実際にそうなのかもしれませんね。

子大豆はなぜ生育が悪いのか?

最後は腐敗したり割れてしまった子大豆。
何故、こんな結果になったのかも考えてみました。

「…お姉ちゃんと同じだよ」

朝寝坊な長女のことを言っているようです。
なかなか厳しい発言ですが、正解に近いかもしれませんね。

子大豆は緑豆や黒豆と比べると
発芽に時間がかかる豆なのかもしれません。

もやしの本を自由研究の考察に使う

やはり、4歳児相手に
実験結果だけを見て考察させるのは難しい! (爆)

だんだん次女が不機嫌になってきたので、翌日に絵本を読み聞かせを行い、私達の実験結果と照らし合わせてみました。

この絵本がおすすめなのは
同じ豆から「もやし」と「枝豆」と「大豆」ができるということが幼児にも分かるようにまとめられているからです。

豆から「もやし」ができることを自分で発見した次女も

「え?
   枝豆も大豆なの?」

なんて驚いていました。(笑)

それから、幼児には難しい本ですが、「タネのふしぎ」も読みました。
今回の研究に関係しているところだけの拾い読みですけど、参考になりました。

タネの生き様について語られたこの本
発芽に「光」は必要ないが、植物の成長に「光は」必要そんなことも示されていて、参考になりました。 

タネの色については書かれていませんでしたが、植物の発芽に関する自由研究をするならばオススメです。

さいごに

私達が研究に使った豆は「もやし3兄弟」です。

全ての豆をもやしになるまで育てると
観察期間が7〜10日ほどになるようですが、緑豆と黒豆の発芽でしたら2日で観察が終わります。

子供の自由研究が目的なら、このお品はお勧めだと思いました。

4歳児との自由研究の間は「もやし」を夕食に出し続けた…なんて裏話もありますが。

この研究を通して次女は
豆が進化すると「もやし」になる
なんて発見をしました。

普段は実験遊びを楽しむだけですが
その様子を見て考察の時間を作るのも大事だと思いました。

何かに対し
親子で考え議論し
自分の考えを発表する練習をこれからもしたいと思いました。