このブログは娘達との家庭学習がメインテーマなのですが、「カタツムリ」の記事が人気だったりします。
そこで今日は
カタツムリが好きだけど、捕まえ方が分からない
そんな貴方に、カタツムリ捕獲のノウハウを教えたいと思います。
カタツムリは計画的に狩らないと捕まえられない
カタツムリを捕まえるには「季節」「時間帯」「天候」そして「場所」が大事でして。
普通に生活していますと、彼らに遭遇することすらできません。
基本的な「カタツムリの捕まえ方」は過去記事で紹介した通りなのですが、ここ近年、私でもカタツムリを捕まえることが難しくなってきました。
カタツムリがいる場所 (最新情報)
雑木林や森林公園
この記事を書くにあたり、始めに出かけて行った場所は雑木林です。
カタツムリは木の葉の裏に潜んでいることが多いのですが、枯れ葉の山や土の中に潜ることも多いため、木が多く繁る雑木林や公園へ行けば彼らに出会える可能性が高いのです。
でも。
残念ながら、その日に見つけたカタツムリは1匹だけでした。(悲)
餌が豊富にあって隠れ場所が多いということは、他の生き物も多く生活しているということでもあります。
もしかすると、天敵が多く存在する林はカタツムリにとって楽園でなくなりつつあるのかもしれませんね。
古い住宅街
次に探した場所は、古い住宅街です。
昔は山だったと思われる急な坂がある場所で、裏山がある地域です。
先日はその町で沢山のカタツムリと出会いまして。
天敵の存在を考えると、近年では自然の中よりも住宅街の方が安心して暮らせるのかもしれないと思いました。
カタツムリは壁のある住宅街にいる
ちなみに。
私がカタツムリを沢山みつけた場所は ↓ なのですが。
特定のお宅の壁でのみ、カタツムリを発見しました。
それは一体、どのお宅か分かりますか?
写真の3軒はどのお宅も沢山の木が植えられてある庭付きのお宅で。
立派な壁で囲われています。
しかも坂道なので壁が巨大!!
コンクリートに含まれるカルシウムは、カタツムリの殻を作るのに必要な栄養素。
彼らはコンクリートをガリガリと食べますので、壁のあるお宅は要チェックと言えます。
カタツムリが好む壁とは!?
とはいえ、カタツムリはコンクリートの壁なら何処にでもいるわけではありません。
前述のとおり、写真でカタツムリがいたのは一軒のお宅だけなのです。
写真だと分かりにくいのですが、3軒は違う素材の壁で囲まれていまして。
カタツムリが大量発生していたのは、奥の白い壁のお宅だけでした。
近くで撮影したのが↑ です。
分かりにくいかもしれませんが、古い学校や図書館の壁などで見かける材質です。
これとは違う材質のコンクリート壁でも見かけましたけど、この壁にはカタツムリが10匹ほど這いずり回っていましたから、他のコンクリートよりも美味しいみたいです。(汗)
ちなみに、写真に写っている黒ずんだものは汚れではなく苔でして。
カタツムリは表面に苔が生えているコンクリートの壁を特に好んで食べます。
これなら殻を作るためのカルシウムと身体を作るための栄養が一度に摂取できますもんね。
民家なら天敵に襲われることも少ないですし、美味しいコンクリート壁があるお宅はカタツムリが住みやすいのかもしれません。
カタツムリが住みつく場所には、彼らが食するもの(葉、苔、コンクリートや土 )と休眠をするための場所(落ち葉や土)が必要です。
カタツムリ を捕まえたかったら、それを意識して探しましょう。
カタツムリを探すコツ
カタツムリがどのような場所にいるのか?
それを知っているだけでも彼らを捕まえられる可能性が高いのですが、それでも彼らを捕まえるのに苦労するかもしれません。
そこで、効率よく探すためのコツを伝授しますと。
フンを探す
カタツムリを捕まえたかったら
本体より先に糞を探すのがコツです。
彼らの移動範囲は狭いので
糞があるところにカタツムリが必ず居るのです。
カタツムリは排泄物を丁寧にたたむ性質がありますので、↑のような几帳面に折り畳まれた糞は生息地の目印となります。
ぜひ、壁に何かが貼りくっついていたら畳まれているかをチェックしてみてください。
ナメクジがいるところを探す
それから。
ナメクジがいるところにもカタツムリ は出没します。
↑のお宅の花壇にはナメクジが沢山いたのですが、壁を探したら、カタツムリの仲間もいました。(爆)
この日に見かけたのは、キセルガイが5〜6匹。
縦長の殻がキュートだし、カタツムリと違って生野菜を食べないので、清潔に飼うことができます。
餌の管理が面倒な人はキセルガイを飼うのもありだと思います。(笑)
このお宅の近辺にカタツムリがいましたので、カタツムリが好きな湿り気の指標としてナメクジも参考にしてください。
一期一会を逃さない
最初に計画的に行動しないとカタツムリは捕まえられないと言いましたが、ある程度の目星がついているのであれば、彼らを狩るために出直す時間が惜しいと思います。
したがって、カタツムリがいそうな場所へ行く時は捕獲グッツを持って行き、出会えたなら、その場で持ち帰りましょう。(笑)
私は我が家のカタツムリが2匹まで減ると捕まえに行くのですが、その際には以下のものを持ち歩いています。
- ビニール袋
- ニトリル手袋
- プラスチックスプーン (コンビニ弁当についていたやつ)
スプーンはカタツムリを捕まえた場所の土を取るために装備しますが、水気と空気があれば土は無くても死にません。
手袋を装着した手でカタツムリを捕獲したら、速やかにビニール袋に空気を入れ、閉じましょう。
出勤時に捕獲してしまうと、気になって仕事にならないかもしれませんが。
一期一会のチャンスを逃さないようにしましょう。
カタツムリを捕まえるための参考本
カタツムリを捕まえるのに専門知識は不要ですけど、ちゃんと専門家の話を参考にしたい方もいますよね?
そんな方のためにカタツムリ本をまとめましたので、それも参考にしてください。
さいごに
注意深く探せば、比較的都会であってもカタツムリはいます。
雨上がりの森林公園や山道は広すぎて逆に彼らを探しにくいですから、土がついているような産地直送野菜や この記事で紹介したような壁を探してみてくださいね。
貴方がカタツムリに出会えますよう、応援しています。