カタツムリを飼い始めて4年目。
私は彼らを可愛がっていたのですが
娘達とコロナ疎開をしていた半月の間に、3匹を死なせてしまいました。(泣)
そこで今日は
カタツムリが生きているかどうか?
生死の見分け方について綴ろうと思います。
ペットとしてカタツムリを飼っている方は、是非 参考にしてください。
カタツムリの「生死」の見分け方
殻に閉じこもっているだけなのか?
それとも、死んでいるのか?
生死の見分けが難しいカタツムリ。
そんな彼らの「死」を見分けるのには、コツがあります。
カタツムリの死を見分ける方法1 殻の色が変色しているかどうか?
それでは早速、カタツムリの生存を予測してみましょう。
どの個体が生きてるか、分かりますか?
これは我が家のカタツムリなのですが、この中で元気な個体は1匹だけ。
他のカタツムリは、瀕死の状態だったり亡くなっています。(悲)
この質問に答えるためのヒントは殻の色なのですが、殻だけでカタツムリの生存を当てるのは難しいかもしれませんね。
ということで正解をお教えしますと。
生きているカタツムリは、右端の個体です。
このカタツムリの殻はカサカサになっていて、お亡くなりになっていそうな雰囲気なのですが。
この個体だけが今も生きているのです。
ちなみに
歳を重ねるにつれてカタツムリの殻は白くなっていきます。
つまり、この個体はかなりのご老体。
人と同じでカタツムリの寿命には個体差があるようです。(汗)
この子は4年前に拾ってきたのですが、出会った当時から成体だったので何歳かは不明です。
白い殻の個体が生きている…ということは。
残りの3匹が亡くなったカタツムリです。(悲)
写真を撮影した時、左端の1匹はかろうじて生きていたのですが、この記事を書いている間に死んでしまいました…。(泣)
で、ですね
悪趣味にも死んだ個体を娘達と観察して気がついたことがあります。
それは殻の変化。
死んだ個体は、殻の中央が黒ずんでいたのです。
ここで改めて最初の写真を見てみると、左端の瀕死になっている個体も殻が赤く変色してきていますよね?
老衰で死んでも殻が変色するのかどうかは分かりませんが。
カタツムリが殻を変色させるというのは
その個体に対する死へのカウントダウンが始まっていると考えてもいいのかもしれませんね。
カタツムリの死を見分ける方法2 身が入っているかどうか?
殻の変色だけでカタツムリの生存を見分けるのは難しい…ということで。
もっと簡単な見分け方も紹介したいと思います。
それはね
殻の中に身があるかどうかってことです。(爆)
ね?
身がないでしょ?
カタツムリの身体は殆どが水からできているので、彼らは死ぬと徐々に萎縮し、干からびて身が無くなってしまうのです。(恐)
死後 3日もすれば身が全く見えなくなるほど萎縮します
ちなみに
↑これは白い殻の老体です。(笑)
ひっくり返されて驚き、慌てて引っ込んでいる図です。(爆)
身が殻の入り口近くまでありますでしょ?
これが元気なカタツムリの証拠なのです。
健康な個体は
膜を貼って休んでいる時ですら、入り口から見えるところまで身があります。
従って
カタツムリが出てこないけど、死んだのかな?
なんて心配になったら、まずは冷静に身が入っているかどうかを確認してください。
身の観察をすれば
大概の場合は生存が確認できますから。
是非、やってみてくださいね。
カタツムリの死を見分ける方法3 膜を貼っているかどうか?
でもね
身が見えたとしても、死んでいる場合があります。
↑このカタツムリは、記事を書いている間に亡くなった個体なのですが。
3日ほど前に頭を出さない状態で硬直し
その翌日から、徐々に縮んでいきました。
↑この写真を見ると、少しだけ身が見えているでしょう?
カタツムリを飼っている人なら分かってくれると思いますが、膜を貼っていない状態で、ここまで奥に彼らが潜り込むって異常ですから。
この個体は、写真を撮影した時には既に死んでいたのかもしれませんね。(悲)
最初の写真は別の日に撮影したものなのです
カタツムリは乾燥に弱い生き物でして
何日も引きこもる時は必ず膜を貼って水分を保持します。
膜を貼らないで小さくなっていく個体がいたら、それは死んで乾燥してきたから縮んでいるだけかもしれません。
もしも膜を貼らずに引っ込んでいる個体がいましたら、少し霧吹きをかけるなどして注意して観察してくださいね。
生きている場合は水分に反応して出てきます
さいごに
引きこもりカタツムリの生存確認方法は
- 殻の変色
- 身の大きさ
- 膜の有無
これらを参考に判断してください。
カタツムリは静かに死んでいきますから。
飼う時は、健康状態に気を配るようにしてくださいね。