私の次女は4歳です。
小学1年生になった長女と共に「ピグマリオンぷち」で家庭学習をしています。
そこで今日は。
ピグマリオンYグレード「知力」に取り組む次女の様子を記録したいと思います。
知力とは、基本的知的能力の略
「ピグマリオンぷち」はピグマリオンの簡易版でして。
本家と少しカリキュラムが異なるようです。
その中でも「知力」とカテゴライズされているのは、空間・位置・構成・視野の広さといった能力を高めるトレーニングでして。
次女が取り組んでいるYグレード(年少)では、「指先能力」に最も力を注ぎますが、ぼちぼち「知力」にも取り組んでいます。
具体的には大小・内外・長短・高低・上下・前後・半分などという言葉をいっぱい浴びせ、それらの理解について土台を固めているところです。
4歳児の家庭学習 〜ピグマリオンぷちYグレード 知力(平面位置)〜
↑ は主人と家庭学習を始めたばかりの頃に撮影したものです。
次女は(我流)モンテッソーリ教育と七田プリントに取り組んでいた頃からこのカテゴリーが得意でした。
なので主人と学習を始めた最初の頃はとても順調そうに見えたのですが…。
ごく最近はそうでもないようです。(汗)
その壁の名は「点描写」
私は台所から学習風景をチラ見しているだけですので、詳細は分からないのですが。
どうも点描写で足踏みしているようです。
……って。
↑ の画像を見て、学習を始めたばかりなのに点の数が多くない !?
と思いますか?
私もこれを見た時はそう思いました。(笑)
点描写をする目的って
点と点を結ぶ運筆の練習
あるいは
座標を読む練習
ですものね?
でも、どうやらピグマリオンにおける点描写は違うようなのです。
点描写にはどんな意味が?
これは主人の推測なのですが
ピグマリオンにおける点描写は
絵を正確に捉えるために行っているのだとか。
なので、上の写真の問題も
点の数だけ見ると難しそうに見えますが、実は簡単なのです。
(実際、この問題は次女も解けました)
ただの直線は
点が増えても直ぐに書けるようになるのですが、(主人曰く)座標の数に関係なく絵柄が複雑になると途端に書けなくなるそうで。
次女はまだ
何が描かれているのかを捉えずに解こうとするから、前に進めないのだそうです。
点描写のコツ
主人曰く、点描写に取り組む時は
まず始めに
絵の全体を捉える事が大切。
点を数え座標を線で結べば問題は解けるが
それでは絵の全体が捉えられたとは言えず、あまり意味がないそうです。
何の絵なのかを捉えてから
それを再現していく作業が点描写。
だからピグマリオンでは
点の数は必ずしも難易度と相関しないのだそうです。
私も実際に問題を解いてみましたが
点描写って点を数えるよりも絵を捉えた方が早いし正確に解答が書けました。
(人間の脳って高機能 !! )
さすがピグマリオン、奥深いですね。
点描写のサブテキストは?
我が家が活用しているピグマリオンぷちの欠点は、問題のボリュームが少なめなこと。
長女が4歳だった頃は解答を暗記してしまうので、以下の市販教材を併用していました。
今のところ次女への出題は「ぷち」だけでも足りていますが、状況によってはこれらも使っていくと思います。
点描写に取り組む次女は全く楽しそうではありませんが。
これからも母は台所から小さく応援していこうと思います。(笑)