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【小学1年生の算数】ピグマリオンの「ペリカンパズル」で直角を感じる

ピグマリオンのカリキュラムは次女と相性が悪く、一部の使っていない教材が埃にまみれていたのですが。

コロナ休校が終わり、学校へ行き始めたら急に次女がペリカンパズルにハマりまして。
小学1年生にして年中〜年長の教材で図形の勉強をしています。(汗)

そこで今日は
マイペースに勉強をしている次女の家庭学習について綴ろうと思います。

ピグマリオンメソッドに興味がある方は参考にしてください。 

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ピグマリオンの「ペリカンパズル」はこんな教具

幼児期に使用するピグマリオン教材には、パズルの類が多く含まれているのですが。
その中でも「ペリカンパズル」は難易度が低く、初心者の図形学習におすすめです。

ペリカンパズルは超・シンプルな教具

冒頭に貼った画像がペリカンパズルです。

ピースの全てが正方形で
それぞれに三角や四角、扇型が描かれています。

これらを組み合わせ、図形を作って遊びます

ペリカンパズルで養える能力は?

ピグマリオンの教材を長年使っていると、それぞれの教具が持つ効能の幅広さに感動するのですが。
ペリカンパズルは、その効果がかなりマニアックです。

なんとこの教具は
直角の感覚だけをひたすら鍛えてくれるのです ! (爆)

覚えるのではなく、感じる教具

これが私の印象でして。
実際に取り組んでみると、本当に感じます(笑)

ピグマリオンのテキストによりますと、ペリカンパズルに取り組むうちに曲線と直線、角度の違いを感じられるようになるそうですが。
次女が解いている様子を横で見ていたら、線や角度よりも直角が目につくようになりまして。
私までもが図柄中に直角が浮いて見えるようになりました。(驚)

ペリカンパズルのレベル

直線と曲線…なんて言っているほどですから。
ペリカンパズルの難易度は低く、年中レベルです。

つまり、小学1年生には簡単すぎます。(爆)

でもね
うちの次女は、どういうわけか今になってハマりまして。

天地パズルに悶絶していた頃とは比べようもない集中力でもって取り組んでいます。(笑)

カリキュラムにおけるレベルがどうであれ、本人が「やりたい」と言うのですから。
「今」が学び時だと考え、好きなだけ解かせています。(汗)

www.azumin-in-wonderland.fun

ペリカンパズルの使い方

ペリカンパズルの使い方に説明は要らない気もしますが、紹介しておきますと。

問題に示された絵図をパズルのピースを組み合わせて再現するだけです。

あえて細かいことを言うならば
図形の問題に取り組む時は

問題の上で組み立てる

問題を横に置いて組み立てる

このように、子供のレベルを図りつつ難易度を上げていくことが基本です。

うちの次女は
全問制覇した時点で
白黒逆転した図を作るとか?

オリジナルな遊び方を発明して楽しんでいます。 (汗)

 

ペリカンパズルのコツ

このようにペリカンパズルは簡単なのですが、世の中にはどんなに簡単な図形でも苦手だと思う子がいるものでして。
そんな子と取り組む際のコツを教えましょう。

まずは全体を見て何の図なのかを把握する

これは天地パズルや点描写に取り組む際のコツと共通なのですが

問題に向き合うときは
何が描かれているのか?
それを捉えてから挑んだ方がよいです。

初心者は枠を使う

それから。
初心者でしたら、枠を活用するとよいです。

人間という生き物は
ピタッと収まる快感から逃げられないものでして。

子供であっても枠内に図をきっちり収めるのが心地よいのです。(笑)

うちの次女はパズルが嫌いで、教具を見ただけで拒否していましたけど。
枠のおかげでピースを組み合わせて遊ぶようになりました。(驚)

ペリカンパズルの問題で枠を使って解けるのは初期の問題だけですが、それが終わる頃には枠がなくても解けるようになっていますから。
最初は木枠を使って解くところを、親がやって見せてあげてくださいね。

角に着目し、図を分解する

全体を捉えたらピースを並べていくのですが、そこにもコツがあります。

図柄の角に注目するのです。

ここでいう「角」とは
絵柄全体の四角のことであり
図を分割して捉えた時の角のことでもあります。

角に青の直角三角形があるやつ…

幼児がこんなことを呟きながらパズルをしているのってシュールですけど、親子で遊べば楽しいものです。(笑)

直角を意識する

ペリカンパズルをしていると、直角を含む扇型4つで円が合成できることを発見したりするのですが。
それは放っておいても気がつくので、直角を探すよう促していきます。

ペリカンパズルの攻略は
図の内部にある「見えない直角」が見つけられるかどうかがキモです。

教えなくても2つの直角で直線が作れることに気がつけるとよいですね。

補助線を頭の中で引く

それから。
補助線を引くのも、ペリカンパズル攻略のコツだと思います。

パズルが得意な長女が言うには

ピグマリオンの図形問題は
解いていくうちに
空白の中に補助線が見えるようになるそうで。(汗)

私はしていませんが
解けない問題があった時に、補助線を示してあげるとよいかもしれませんね。

小学1年生が「ペリカンパズル」に取り組んで意味があるのか?

ピグマリオンメソッドでは、100までの数概念と小学2-3年生の図形能力を年長で終わらせるそうでして。
小学1年生がピグマリオンで言うところの年中レベル問題を解くことは、恥ずかしいことではありません。

学習で大事なのは習得度ですから。

カリキュラム通りに進めることよりも
我が子の理解レベルを見ながら進めることが大切なのです。

ちなみに
6月に入ってから年中レベルのペリカンパズルを解き始めた次女は、7月になった今では
ペリカンパズルを卒業し、次のステージであるカモシカパズルで小学3年生の図形問題に挑戦しています。(驚)

モンテッソーリ教育で言うところの「敏感期」を活用すれば、学習も捗るのです。

どんなメソッドでもそうですけど、カリキュラムは参考程度にした方がよいのかもしれませんね。

さいごに

長女の家庭学習を見てきて感じたことは
ピグマリオンの幼児教育は、後々に効果が出てくるということ。

長女も次女と同様、カリキュラム通りにやれませんでしたが、ピグマリオンメソッドを実行した結果、図形問題や四則演算は快速で解けるようになりました。

今の次女は
カタカナがマスターできていないし
数の概念も20までの数理解が怪しいレベルですけど。

彼女のペースで進化させてやろうと母は目論んでいます。

 

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