「はてなブログ」を始めて2年。
気がつけば、ピグマリオン関連の記事が増えてきました。
そこで今日は、ピグマリオンについて詳しく知りたい方のためにサイトマップを作ってみました。
ご興味のある方はご活用ください。
ピグマリオンはこんな教材
まず、教材について簡単に紹介しますと。
「ピグマリオン」とは
伊藤恭先生が子供の知性獲得段階を研究し、開発した教材です。
(詳細が知りたい方は公式サイトへ→☆)
このメソッドには人間の知能を体系的に強化するためのカリキュラムが組まれていまして。
これに沿って学ぶことで、「詰め込み」や「暗記」とは違った「学ぶ力」が身につくのだそうです。
ピグマリオンの難易度は?
ピグマリオンの問題は難しい
そんなピグマリオンですが
はっきり言って、小学生ともなると学習内容が難しいです。
それとも言いますのも
思考力強化系の問題が多いので
算数の公式を知っていても解けない問題ばかりなのです。(汗)
従って
ピグマリオンを始めるのなら、幼児期からがおすすめ。
自ら解法を生み出していくのがピグマリオンなので、様々な問題に先入観を持ち始める前に始めてしまいましょう!
ピグマリオンは教えるのも難しい
そして。
ピグマリオンが難しいのは、問題だけではありません。
厄介なことに、教えるのも難しいのです。
このメソッドは
「教える」のではなく
「学ばせる」のがコツでして。
そんな指導が自分でやれる親御さんは少ないのではないでしょうか? (汗)
(だから我が家は、私ではなく主人が教育担当なのです)
従って、ピグマリオンを取り入れるのなら通塾するか家庭教師に指導をお願いするといいと思います。
最近は使用する教材が自由な家庭教師も増えているようですから。
共稼ぎで通塾が難しいなど事情がある場合は、家庭教師の先生に教えてもらうとよいかもしれません。
挑戦するなら通信教育がおすすめ
この話を聞いても「いや、自分はやれる!」と挑戦してみたい場合は、ピグマリオンの通信教材がおすすめです。
その場合
共稼ぎで学習時間が短いのでしたら、webスクールの「ピグマリオンぷち」。
じっくり取り組める環境でしたら、家庭学習の「ピグマリオン」がおすすめです。
後者の場合は
幼児期は「幼児能力開発講座」
児童期は「思考力育成講座」
といったように教材が分かれており、かなりの学習量です。(笑)
ちなみに、我が家は前者を選択しています。
↓ の記事には、ピグマリオンをメイン教材にした理由も綴られていますので、是非、読んでやってください。(笑)
ピグマリオンを家庭で活用するならコツがある
このように「効果はあるけれど、指導するのが難しい」ピグマリオン。
なんとか使いこなしている主人を見ると、彼なりの工夫をしているようです。
カリキュラムは取捨選択する
どの教材を選ぶにしても、共稼ぎがサポートするのには難しい学習量だと思います。
我が家は思い切っているかもしれませんが、一例として参考にしていただければと思います。
解くのは数問だけ
前項と同様の理由ですが、毎日の学習量は最小がよいと思います。
よほど勉強好きな子でない限り、やらせすぎは親子関係が悪化してしまいますから注意しましょう。
ピグマリオン教材の内容は?
教材の内容を網羅すると問題になりそうなので、ごく一部をご紹介しますと。
以下のようなカテゴリーで能力を育成していきます。
(「ピグリオンぷち」の場合です)
図形能力
ピグマリオンにはパズル系の知育玩具が複数あり、これで遊ぶことで図形が頂点・辺・角度からできていることを学びます。
教材の説明によりますと、図形能力は「学び・考える力」の基礎能力となるそうです。
図形能力の例題
・タイル (公式なしで図形の面積を求める問題)
指先能力
ピグマリオンでは、折り紙や塗り絵、お箸で遊びながら指先能力を強化していきます。
指先を自在に使いこなすことで先見性が育つそうです。
これなら誰でも取り組めるでしょうから、これだけでも親子でやってあげたいですね。
指先能力の例題
知力
知力とは、空間・位置・構成・視野の広さなどの能力を総合したものです。
この三次元空間把握力を鍛えますと、現実を観察する力を正確にしてくれるのだそうです。
知力の例題
・点描写
・絵の合成 (近々、記事を書きます)
数能力
「数を捉える」トレーニングをピグマリオンでは行います。
幼児期から手で数を数えたり暗記させたりはしません。
それ故に数概念を教えるのには苦労しますが、これを鍛えておくと掛け算を覚える必要がなくなるので便利です。
数能力の例題と教え方
・かけ算
言語能力
我が家は共稼ぎで家庭学習の時間が短く、言語能力の指導は断捨離しましたが。(汗)
ピグマリオンのカリキュラムには言語能力があります。
年長までに
文字を一文字ずつ読むのではなく、意味が読めるようにします。
思考力
ピグマリオンの思考力強化問題は本当に多岐に渡るのですが、これらでトレーニングすることにより、「正しい・正確な認識」ができるようになるそうです。
数能力の例題
・魔法陣
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ピグマリオンで学んだ成果は?
自覚できるレベルでの能力開花
長女の場合ですが
ピグマリオン教材で学習を続けた結果、特に空間把握能力が向上しました。
すると、以下のような能力に目覚めました。
本人が学習効果を自覚することにより
「勉強したくない」
なんてセリフを吐かなくなりました。(笑)
学ぶ姿勢が変わりつつあることは、母としては嬉しいです。
(指導したのは100%主人ですが)
家族が団結した
ピグマリオンの効果は娘だけにもたらされたのではありません。
我が家の場合、家族全員がその恩恵を受けました。
それと言いますのも、うちの主人は育児に興味がなくて。
完全ワンオペが原因で夫婦仲は最悪になっていましたが、家庭学習を彼が担当することで変わったのです。(驚)
既に全く会話がなかった私達ですが
子供の教育に関する話なら盛り上がるようになり、夫婦の会話が増えました。(笑)
「勉強するための体力を…」と言えば、彼が子供達をプールや公園へ連れて行ってくれるようになり、子供達が彼に懐きました。(笑)
今でも子育てには関わりたくないようですが、少なくとも「教育」に関しては家族が一丸となって取り組むようになったのです。
夫はATM
私は母子家庭
そんなシラけた家族を1つにしてくれたのがピグマリオンでした。
まとめ
いかかでしたでしょうか?
ピグマリオンは通塾してプロに指導してもらうのが一番ですが、もし自宅で取り組むのなら、通信教材がおすすめです。
通信教材では伊藤先生が自ら動画で指導方法を教えてくれますから。
コーチング力がある方なら、教育関係者でなくても活用できると思います。(汗)
取り扱いが難しい教材ですが、本当に効果があると私は感じています。
ご興味のある方は是非、挑戦してみてくださいね。