親子で作れる「簡単おやつ」といえば、ポップコーン。
我が家では定番のおやつなのですが、自宅で簡単に実験できるアイテムでもあります。
そこで今日は
ポップコーンを作りつつ、我が家の6歳児と実験をした話を綴ろうと思います。
とても簡単ですから、是非やってみてください。
自由研究の動機
6歳児が知りたがった、ポップコーンの疑問
最近になってやっと「2倍」「3倍」が分かるようになってきた次女。
数のお勉強をした後に、私が台所でポップコーンを作っていたら。
「ママ、
ポップコーンは何倍になったの?」
なんと、6歳児がコーンの膨張率を聞いてきたのです。(驚)
興味を持った時が「学び時」ですから
そんな時は実験して調べてみるしかないでしょ!?
自由研究の実験
準備したもの
準備したものは以下のものです。
- ビーカー
- はかり
- とうもろこし (ポップコーン用)
私はメスシリンダーを持っていませんので、ビーカーを代用して実験しました。
普通のご家庭でしたら、計量カップを使うとよいでしょう。
体積を測るものがなかったなら、同じ容器が何回満たされたのかで膨張率を計算してくださいね。
実験 (調理)
まずは加熱前の体積を測ります。
我が家の場合は10mlを初期値としました。
次にこれを調理し、加熱後の体積を調べます。
実験はこれだけなのですが
電子レンジで作るとポップコーンは不発弾が多くなるため、調理は鍋で行うことをお勧めします。
自由研究の結果
ポップコーンは20倍に膨らんだ!
で、気になる結果ですが。
調理前のポップコーンが ↓ のような感じだったのに対し
調理後は
200ml ラインまで膨張しました !
つまり、ポップコーンは20倍に膨らんだのです。(笑)
ついでに重さも測ってみた
これは母の興味ですが。
ついでに重量も測定してみました。
もちろん
次女に結果を予測させてから実験します。(ニヤリ)
どのように予想するのかとワクワクしながら尋ねると…。
「大きくなるから、重くなる!」
むふふ…。
期待通りの返答です。(笑)
成長すると人は身長と体重が増加していきますものね。
6歳児にして既に「大きいものは重たい」なんて先入観が確立されているようです。
次女の予想を聞いたら、いよいよポップコーンの重量測定です。
すると30gだったポップコーンは、調理によって10gに減量していました!
「 …!!!!?
痩せた !?」
次女はちゃんと驚いてくれるので、母は嬉しいです。(笑)
考察
なぜ、こんなことが起こったのだろう?
そんな問いかけを再びしてみたけれど。
次女はお腹が空いていたようで、食べるのに夢中になってしまいました。(汗)
コーンは熱すると爆発してポップコーンになる。
軽くなったということは、体積が増えるのと同時に何かが失われたということ。
これを考える過程が大事なのですが…。
なかなか子供を導くのは難しいものですね。(汗)
一緒にポップコーンを頬張りながら、この実験の発展方法を考える母なのでした。