久しぶりに小学2年生になった長女の学習記録です。
普段の家庭学習は
「ピグマリオンぷち」と「ピグマキッズくらぶ」の二本立てなのですが。
連休だし…ということで、理科の実験を行いました。
目的は積乱雲発生のメカニズムを感じること。
久しぶりの実験ですが
うまくやれましたので、ここに記録したいと思います。
自由研究のネタをお探しの方は参考にしてください。
実験の動機
子供が小学2年生になっても寝る前の読み聞かせを欠かさないのが我が家。
夏だ…ということで、先日は↑ の絵本を読んであげました。
この本は入道雲の特徴がよく捉えられており、暑い日の読書にうってつけだからです。
でも、1つ不満点がありまして。
なぜ夏になると入道雲が夕立を起こすのか?
この本はそのような疑問に答えてくれないのです。
先日もアドリブで積乱雲発生のメカニズムについて説明したものの、急に雲が発達する理由がよく分からなかったようで。
それならば
入道雲の発生を実験で再現してみようと思いたったのです。
実験: 入道雲を作る実験に挑戦!!
実験準備
まず始めに、実験で使うものを準備します。
私が用意したのは以下のものです。
- サンプル瓶 (無ければガラスのコップ)
- ストロー
- 水
- 牛乳
- ロウソク
- ライター
- アロマポット
- 三脚 (私は針金を曲げて作りました)
ここで、ちょっとアドバイスを。
水と牛乳はキンキンに冷やしておくことをおすすめします。
そうすると、綺麗に雲が作れます。
この実験に挑戦する方は忘れずに冷やしておいてくださいね。
実験方法
サンプル瓶に水と牛乳を入れる
始めにサンプル瓶に冷たい水を入れ、そこに冷たい牛乳をストローで静かに注入します。
私の娘は口で行いましたが
ストローで牛乳を吸った後に吸い口を指で塞ぎ、排出口を瓶の底に差し込んでから少しずつ指を離すようにすると上手に注入することができます。
瓶の底から1〜2cmの厚さまで牛乳を入れたら、沈んで二層化するのを待ちます。
ロウソクで下から加熱する
牛乳が沈んだら瓶を三脚にセットし、それを火のついたアロマポットに入れます。
火で火傷する恐れがあるので
この作業は大人が行ってくださいね。
二層化した状態が保てるよう、慎重にセットするようにしてください。
実際に実験している様子はこれ!
文章では分かりにくいので
実験風景を撮影してみました。(笑)
相変わらず簡易的ですが、自由研究などの参考にしてくださいね。
実験結果
動画を見ていただければ分かると思いますが。
この実験により
熱された空気は急激に上昇し、それによって入道雲が発生する
なんてことが簡単に再現できました。(笑)
それだけではありません。
瓶を加熱し続けると、対流の観察もできますから。
液体の移動によって熱が運ばれるなんて話もできました。
私は物理が苦手で上手に説明ができないのですが。
熱力学的な話を何となく理解してもらえたので良かったです。
今回の実験はこの本を参考にしました
本当は実験をするために用意した本ではないのですが。
偶然見かけた、牛乳を使った実験が簡単だったので真似してみました。(爆)
どんな雲が雨を降らすのか?
雲の形状から天気の変化を予測する際のヒントが沢山書かれていますから、是非、読み聞かせの一冊に加えてあげてくださいね。
夏と冬はお家で実験がおすすめ
長女の通う小学校は
夏休みの宿題に自由研究がありません。(悲)
そもそも、宿題が殆どないのです。
そんなこともあり
夏と冬の長期休みは意識的に実験をするようにしています。
引きこもりがちな季節はお家で実験!
これはおすすめです。
教え込まなくてもいいので
是非、親子で楽しんで実験してみてくださいね。