最近、2~3歳でひらがなマスターなんていうブログ記事をよく見かけますよね?
きっと、それは遺伝で。
優秀な両親の能力を引き継いでいるのでしょう。
とはいえ、親のコーチング力によってはトンビでも鷹に育てることが可能なのかもしれませんから。
親が幼児教育を頑張っている成果はあるのか、試してみました。
すると…
全く張り合えませんでした。(笑)
次女はもうすぐ4歳になりますが、ひらがなの読みが「~5割」、見本なしで書けるのは「し」だけだったのです。
これを聞いて
遅いけど大丈夫 ? って思いますか?
それとも、うちも同じ ! って思いますか?
世の中的にはどうなのでしょうね?
ちょっと気になります。
なんて、そんな雑談はやめにして。
今日は私が次女に行った言語教育を振り返ってみたいと思います。
サクセスストーリーではありませんが、誰かの参考になると嬉しいです。
モンテッソーリの言語教育は「聞く」から
言語獲得の順番と言えば
「聞く」→「話す」→「読む」→「書く」
この順番が一般的だと思うのですが
モンテッソーリ教育では
「聞く」→「話す」→「書く」→「読む」
読みと書きが逆です。
モンテッソーリ教育において「読む」とは文字を1文字ずつ読む状態ではなく、スムーズに発音し読んだ意味がわかった段階を指すことから「書く」活動を先に行うのです。
従って、モンテッソーリLoveな私もこれを真似て次女に言葉を教えています。
赤ちゃんからの「語りかけ」から始まり、4歳になった今は「書く」段階。
「読み」に関する「お仕事」も少し行っていますが、日本語マスターへの道のりは長そうです。(汗)
モンテッソーリ教育の「書く」は指なぞりから
モンテッソーリ教育における「書く」は指なぞりから行います。
うちの次女は2歳になったばかりの頃から始めました。
本物のモンテッソーリ教育では砂文字板という教具を用いるそうですが、それを買う気になれなかったので ↓ の教材をDLし、ハガキサイズのカードを作りました。
ひらがなの「なぞり書き」を迷路遊びと称していました
次女の場合ですが、これを普通に展示しただけでは全く興味を示さなかったので「迷路だよー」と言って与えていました。
得意ではないのに、なぜか迷路が好きなんです。(ホント不思議)
私が書き順通りになぞって見せると、「迷路やるー!!」と言ってなぞってくれました。
それも次から次へと。(笑)
残念なことに、これで文字を覚える事はありませんでしたが。
書き順はそれなりに覚えたらしく、ひらがなを見つけると正しくなぞるようになりました。
一部だけですけどね(汗)
そんな「ひらがなの指なぞりカード」
当時の私は育休中だったので手作りしましたが、暇がない方には公文から↓ のようなカードが販売されていますので、そちらがオススメです。
公文の絵カードは他のシリーズを持っていますが、幼児に丁度良い大きさで厚みもしっかりしているので使いやすいですよ。
シンプルが故にゲーム性が少なく、依存性が低い気がするのです。
鉛筆が持てるようになったら、運筆を開始!
写真はメタルインセッツという「はめ込み」です。
私の手作りですが、娘達はよく遊んでくれました。
鉛筆が持てるようになったら、この枠を用いて一筆で図形を書く練習をしました。
幼児にとって、指先などの随意筋を自在に動かすのは難しい事のようで。
簡単そうなのに上手にはできません。(汗)
枠を使っての模様作りは時々やりますが、はめ込み形を使った線引きは苦手で。
次女はちっとも挑戦しようとしません。
はめ込みを使った運筆をある程度やったら、次はペンで文字を書く練習の始まりです。
最初はタッチペン で上述の書き順ロボで1文字ずつ書いていましたが、次第にラミネートした「あいうえお表」に50音をなぞり書きするようになりました。
(下の動画は比較的最近のものです)
本物の教具ですと、見本の上にガラス板等が固定できるようですが。
我が家は50音を印刷した紙をにトレーシングペーパーをクリップで挟んだだけ。
すると次女は、書いている時に紙がズレるのが嫌でトレーシングペーパーには書きたがらないのです。 (悲)
手作り教材を多用している園もあるようですし、モンテッソーリ園ではどのように誘導しているのか、とても知りたいです。
(近くにモンテッソーリ園がないのが残念)