イヤイヤ期の子供は
「自分でしたいの !!」そんな欲求にあふれています。
そんな彼らに対応するコツは
「今、何がしたいのか?」
それをよく観察し
大人を困らせる行動に代わるものを与えること。
そこで今回は。
イヤイヤ期ピークから収束期のお子さんに適した玩具をご紹介したいと思います。
イヤイヤ対策 2つめは 「こだわらせること」
今、貴方のお子さんは何にこだわっている?
今、こうして娘達の成長を振り返ってみると。
イヤイヤ期ピークは2歳〜2歳半で。
それを境に前半と後半があったように思えます。
前記事に書いた話は前半の話で
あの頃はモンテッソーリが言うところの「運動の敏感期」でした。
それに対して
イヤイヤ期の後半は「秩序の敏感期」。
登園前は必ず木登りをする
手袋をする時は指を連呼する
etc…
大人から見ると
どうでもよい事にこだわり
「いつもの◯◯」に背くと烈火のごとく怒る
それがイヤイヤ期後半の娘達でした。
従って、この頃の私が気をつけていたのは子供が納得するまでやらせてあげること。
そして、その欲求は別のもので解決できないのか、それを考えてあげることでした。
必要なのは子供の欲求を満たす玩具です
差し込みたい !!
前置きが長くてすみません。(汗)
やっとここからが玩具の紹介です。
うちの娘達は2歳になる前から
隙間があれば物を差し込みたい
そんな子供だったのですが
そのピークがイヤイヤ期後半になってやってきた感じでしょうか?
特に次女は隙間Loveで。
隙間を見つけては絵カードを差し込むブームが長く続きました。
(高価だから)
隙間に差し込みたい欲求を満たすために作ったのが↓のポストです。
後にこれを母娘文通用のお手紙ポストにリサイクルしたり。
見た目はイマイチでしたが、この玩具は長く使いました。
※ 残念ながらブログに公開していませんが、↓ のような玩具を沢山作りました。
通したい !! 引きずりたい !!
長女はそうでもなかったのですが、次女は紐通しが好きでした。
それと言いますのも
紐に沢山のビーズを通したものを引きずり、犬の散歩と称して家の中をねり歩きたがったのです。
つまり「見立て遊び」が始まったのです。
紐通しとしては ↑ の記事に出てくる
手作りの紐通しの方が娘のレベルに合っていたのですが
引きずった時に洗いやすいという理由から七田の紐通しを与えました。
娘はベランダでもズルズルしていましたから。
同じように引きずるのが好きなお子さんなら、このお品がオススメです。
紐通しは指先能力の洗練となります。
しかも、この紐通しなら大きさの概念や規則性を見つける遊びにも使えますから、「引きずりたい」お子さん以外でも役立つと思いますよ。
落としたい ! 押し込みたい !! 叩きたい !!!
そして、この時期の娘達は
物を「指で押し込む」だとか「落とす」いたずらもしました。
うちの娘達は側溝の隙間に石をねじ込んだり落としたりするのが好きで。
それらの欲求をフォローするために購入したものが「たたいてコロン」でした。
次女はこの玩具が特に好きで。
4歳近くまで集中現象を引き起こしていました。
おすわりの頃から使っている公文の「くるくるチャイム」も変わらず好きなのですが、イヤイヤ期ピーク後半の頃は押し込む感がある、こちらの玩具を好んだのです。
(今でもくるくるチャイムで遊んでいますけどね)
ただ、この鶏ハンマーは不評で。
娘達の場合は今でも指で押し込んで遊んでいます。(笑)
これを使って早押しクイズをしてみたり。
今でも大活躍です。(笑)
そうそう。
この玉は追視の頃に大活躍だった「くるくるスロープ」でも使えてしまうので、玉転しをする際に使っていますよ。
(うちの子は今でも「くるくるスロープ」で遊びます)
積み上げたい !!
娘達が使っていたのは、DWEのレッツプレイに付属されていたカップですが。
カップを積み上げる遊びが大好きでした。
本当は陶器の食器で遊ぶのが好きだったのですが、ちょっと危ないので玩具で遊ぶよう誘導したのです。
「割れる食器はダメだけど、玩具は積んで遊んでもいいよ」
2歳児でもちゃんと言えば理解してくれるものです。
娘達の場合、この玩具に大ブームはありませんでしたが
これは物の大きさや高さ、色の違いを識別できる玩具ですからおすすめです。
モンテッソーリ風に言うならば
視覚を刺激する玩具でもありますので、安価でも侮れません。
これはお風呂遊びでも長く活躍しますので、買って損はないと思いますよ。
切り分けたい!
私は台所育児も取り入れていますので
この頃から玉ねぎやゆで卵を剥くのは子供の役目でしたが。
さすがに包丁は与えていませんでした。
でも
私もトントンしたい !
そう言いだしたのがイヤイヤの頃で。(汗)
その欲求に応えるために与えたのが玩具の食材です。
これはプラでも木製でも良いのですが
マジックテープタイプであること、これがポイントです。
切りごたえを重視して買うのがおすすめです。
ザクザクという音が好きなようで。
娘は人参とパンばかり切っていました。
(横長で切りやすいから)
回したい !
イヤイヤ期は
私もやってみたい!
そんな時期…ということで。
イヤイヤ期のお手伝いとして野菜の水切りをお願いしていました。
洗った野菜を水切り器へ入れてあげると、ハンドルを嬉しそうにクルクル回してくれたものです。(笑)
これ以外にも
ビンゴマシーン(?) のハンドルを回したり。
所属している研究室の教授曰く
この時期は手が上手に動かせるようにすることが大事とのこと。
大学生で起業するようなお子さんを育てた方が言うのですから、信じてもよいでしょう…ということで、私も意識して手を使う遊びをさせていました。(笑)
並べたい !!
そして3歳近くになった頃、おはじきを真っ直ぐに並べたい時期がありました。
そんな時に活躍したのがハマグリのおはじきです。
私は100均のおはじきも持っていますが
ハマグリは最高ですよ !
(大きな声で言ってみた)
何というか…
手触りのしっとり感も
色や形の美しさも素敵で。
大人も手に取りたくなる玩具なのです。
これは乱暴に扱うと欠けてしまうのですが、2歳児でも危うい物の区別はできるようで。
1度は割りましたが、丁寧に遊ぶようになりました。
物を大切に扱うことを教えるためにも
危うい美しさを持ったおはじき、おすすめです。
知育遊びの話は次の記事で…。
早い子はこの頃からお勉強をしているようですが。
我が家の家庭学習は4歳からです。
それまでは
基本的な動作を身につける時期。
長女は適当に育ててしまいましたが
次女には自称モンテッソーリな知育遊びを行ってきました。
次の記事では
そんな知育遊びについてご紹介したいと思いますのでお楽しみに。