Twitterで日々の読み聞かせ本を紹介しているからか?
「あずみん 絵本」というキーワードで検索してくださる方がいるようです。
趣味で運営しているブログですが、誰かの参考になっているのなら、本当に嬉しいです。
そこで今日は。
小学3年生になった長女は読書をしないのですが、それは何故なのか?
いつまで親子で本を読んだらいいのか?
長年続けている本の読み聞かせについて考察してみたいと思います。
小学3年生は読書ができない?
うちの長女は小学3年生。
彼女は本が好きなのに、自分で読書を楽しむことがありません。
本の選び方について綴られた書籍に、以下のような記述があったのですが…彼女の場合はどうなのでしょう?
字を読むことと、文章として内容を理解することは違う。
従って、読書は文章をスムーズに理解できるようになった時に始まる。
(中略)
文字がメインである本は、挿絵があるものの読み手が内容をイメージする必要がある。従って、子供にとって読書は高度な作業である。(中略)
だから字が読めるようになっても、しばらくは大人が読み聞かせる必要がある。
(「保育と絵本」より引用)
長女はスラスラと文章が読めます。
すると、読書を楽しむのには想像力が必要…というところで足踏みをしているのでしょうか? (汗)
小学3年生が自分で読書を楽しむ。
これって本当にまだ早いのか?
本を読みたくないのではなく、まだ自分ではできないだけなのか?
なんだかスッキリしません。
読書を楽しむための道は長い?
すると、素敵な考え方を見つけました。
読書を食事に照らし合わせて考える方法です。
「食事」が身体を作るための栄養補給なら、「読書」は心の栄養補給!
なるほど、そうかもしれませんね。
(そうであって欲しい)
娘達の食歴を思い返してみると
思い出すのは、離乳食を進めるタイミングが分からなかったこと!
食事は母乳(ミルク)から離乳食、更に普通の食事へと、消化器の発達に合わせて進める
なんて事を知っていても、我が子の消化能が私には分からなかったのです。(汗)
いつだって我が子をアレルギーにしてしまう恐怖との戦いで、緊張しながら新たな食材を試したことを思い出します。(苦笑)
このように考えてみると、自分で本を読むタイミングに個体差があるのは仕方がないことで。
子供が自分で本を楽しむためには長い移行期間が必要なのだから、親は我が子の発達を予測しながら適切な本を与え続ける必要があるのかもしれませんね。(汗)
絵本から児童書へ
読み聞かせから読書へ
今、長女は読書の離乳食期。
だから、自分で本を読まなくても心配することなんてないのです。
いつまで読み聞かせをするのか?
ブログっていいなぁ。
文章にしながら考えているうちに、長女が読書をしないことが受け入れられてきました。(笑)
読み聞かせを長く続け過ぎると「自分では読書をしない子」になるのでは?
なんて不安でしたが、大丈夫な気がしてきました。
本の読み聞かせは何歳まででもよい。
「自分で読むからいいよ」
このセリフが卒業の合図かもしれませんね。
下の子がいることもあり、今まで絵本メインで読み聞かせをしてきましたが、児童書の割合を増やすことで「続きが知りたい」という 気持ちを引き出していきたいと思いました。
この記事の参考本はこれ
この記事を書くにあたって読み返したのが ↓ の本です。
こちらの本には発達に添った絵本選びのコツが書かれており、しかも年齢ごとに適した絵本を具体的に紹介してくれるので、何回も読み返しています。
児童書の紹介もありますので、おすすめです。
絵本選びの指標が欲しい方は読んでみてくださいね。
さいごに
読書は一生を通じた喜び。
そこから得られるものは教養知識だけでなく、行間の意味を読み取る力です。
この力はIT化が進む時代だからこそ必要な能力かもしれません。
沢山の言葉を操れたらコミュニケーション能力が高いのではなく、言外の意味を汲み取り、相手の心中を察することができることが良好な人間関係を作るのではないでしょうか?
読書によって
深く洞察し、多面的に判断できる能力
他者への許容など
沢山の能力を養っていけると良いですね。
子供達は「ある日突然、読書ができるようになる」なんて事はないので、本格的な読書の橋渡しとして児童書の読み聞かせをしていこうと思いました。