小学1年生で不登校をしている、次女の話です。
学校のドリルは1桁の計算すらやれない(やらない)彼女ですが、数量感は育ってきていると感じているので「時計」の学習を始めてみました。
それといいますのも
ピグマリオンメソッドでは1万までの加減暗算ができるようになってから、長さ、時間、嵩、重さの順で学習を進めていくのですが。
なにせ、娘は不登校なので
時計が読めてくれないと
何かと母が辛い!
不登校支援で家庭教師が来てくれたりしますし、私が仕事を早退して娘を通院しなければいけないため「○時までに〜してね」が理解してもらえないのはしんどいのでした。(悲)
そこで今日は。
伊藤 恭先生の教えに背いて時間を教え込んだ結果について綴ろうと思います。
うちの子に限った話ですけど、時間の概念を教えるのに困っている方は、反面教師として参考にしてください。
時計を教えるためにしたこと
時計の形を教えた
まず始めに行ったのは、時計の針を見せ、その形を覚えさせるということでした。
保育園で時計を少し教えてくれていたので、それに乗っかりまして。
最近まで「時計の読み方」を教え、それを意図的に声かけに使ってきました。
でもね
次女は時計の読み方を覚える気がなくて。(汗)
「ちょうど」の時間と「半分」の時間は何となく分かっている気がしますが。
よくよく観察すると、理解できていないのでした。(悲)
伊藤 恭先生もおっしゃっていましたが、時概念を「時計の読み方」から教えるのは間違っているのでした。(悲)
うちの次女の場合…ですけど。
「分」を教えた
それならばと
ドット棒で1万までの計算ができるようになってから、時計に再チャレンジしました。
先生の教えから微妙にズレているけれど
ある程度の数量感が育っているから、今からなら大丈夫かも!?
…なんて思ったのです。(汗)
が、しかし。
案の定、苦戦!!
時計のイラストを見せ
分針が一周回ると60分なのを確認するところまでは良かったのですが。
アナログ時計に示された数字が丁度 5の倍数と一致することを教えてみたものの、数列を見せないと「何時 何分?」の質問に対する解答が出てこないのでした。
それでも、↑ 写真のように5の塊を示すドット棒を使って教え込んだ結果、何とか「分」が読めるようになってきましたが。
ただ時計が読めるだけで、今の次女には時間感覚が微塵もないのでした…。(汗)
長女が「時間の概念」をマスターしたのは、小学3年生だった
思えば、長女の時も「時計」の学習には苦労しました…。
七田式で5跳びの数唱をマスターしていたので、「時計の読み」はマスターが早かったけれど、時間の感覚は長女も弱かった気がします。(汗)
ピグマリオンでは、これでもかっ! ってほどに脳へ数量感を叩き込みますが。
それなりの数量感で時計を習い、マスターできる子もいるわけで。
うちの子にできないことはないと考えましたが、やはり私の教え方が悪いのもあって、無理でした。(悲)
最近、「あずみんに指導力がないから不登校になったんだ」なんてメッセージが来たりして凹んでいるのもあり、我が子に申し訳なく感じます。
小学1年生で「時間」の学習は諦めることに
本人も時計を読もうとしないし。
時間を意識する声かけも、頭にしっくりこないようですし。
今の次女は「時間」に取り組む時期ではないのでしょう。
時間の感覚は早く身につけてほしいのですが、それは大人の都合ですもんね。
「子供の時間」を生きている娘を、そこから引きずり出すのはやめました。
さいごに
ピグマリオンメソッドだけが教育方法ではありませんが。
我が家はこれを柱に家庭学習を行っていますので、引き続き伊藤先生の教えを参考にしながら、サポートを頑張っていこうと思います。
娘の場合、不登校で学校へ行っていないので特に…。
↓ 最近は不登校支援でトライ家庭教師を利用しています。学研も不登校コースがあるのでオススメです。