随分と遅くなりましたが。
あけましておめでとうございます。
2018年1本目の記事は
年末年始の休みを利用し「イライラ棒」を母娘で作りました…という話です。
寒い冬にうってつけな工作遊びですから、ぜひ参考にしてくださいね。
イライラ棒とは?
「イライラ棒」を覚えていますか?
昔、ウッチャンナンチャンの番組で登場したあれです。
金属製コースフレームに電極棒を入れ、その電極棒をコースフレームや障害物に当たらないようにゴール地点まで持ち運ぶゲームである。電極棒がコースフレームや障害物に当たってしまったり、定められた制限時間内にゴールできなかった場合は電極棒の先に取り付けられた火薬が爆発しゲームオーバー、即失格となる。テレビなどではこの失格を爆死と表現していた。
wikipedia内『イライラ棒』より引用
電脳サーキットが好きな娘達ですから。
きっと「イライラ棒」も気に入るだろうと考え、小学1年生の長女と作ってみることにしました。
私が用いた材料はこれ。
私は導線とブザーだけ購入し、あとは自宅にあったものを組み合わせて作りました。
導線は14mを購入しましたが、こんなにも使いませんでした。
材料の中で重要なのは針金で。
太くて絶縁していないものでなくてはなりません。
我が家にあった針金は絶縁タイプだったので、表面に導線を巻きつけるなんて手間が発生してしまいました。(泣)
導線と針金以外には以下のものを用意しました。
- 電子ブザー (アーテック)
- 電池
- 電池ホルダー
- まめ電球
- プラモデルパーツの余り (タミヤ)
- ボールペンの外枠
- ペンチ
- ニッパ
- マスキングテープ
作り方
私達が作った「イライラ棒」は、ネット検索して得た方法を真似しただけなのですが。
一応まとめておきますと。
まずは回路を考える…
イライラ棒の制作を思いついたのはクリスマス前ということで。
クリスマスツリーをイメージした、こんな回路を考えてみました。
小1の娘はまだ自分で回路を考える事ができませんから、この作業は私が提案する形で行いました。
「ふぅ〜ん」
なんて聞いていましたが。
理解できているかは怪しいです。(汗)
子供がわかるように説明するって難しいですね。
コースを作る
回路を考えたら、針金を曲げてコースを作ります。
この作業を娘にお願いしたら、いきなり難しいコースを作りだしました。
「レベル3からやりたいの」
簡単なコースから挑戦しよう…という感覚が彼女にはないようです。
楽しそうに針金をくねらせ、一気に作り上げました。
写真では分かりにくいかもしれませんが、面白いコース作りのコツは
難易度を上げるために
奥行きを作ること。
最初は二次元でコースを作り、ゲームが簡単だったら奥行きを持たせるようにコースを変形させるのがよいと思います。
スティックを作る
次に、要らないボールペンを使ってスティックを作ります。
私はボールペンの中身を出し、そこに導線を入れて作りました。
先端は少し隙間を開けた状態で丸くし、後ろはペンのお尻にあるネジに巻きつけて固定します。
固定しておかないと、導線が抜けてしまうので要注意です。
台座を作る
私はタミヤのプラモデルを複数持っており、それのパーツを組み合わせて台座を作りました。
これはダンボールでも作れると思いますので、家にあるものを加工すればよいと思います。
全てのパーツを繋げる
用意したパーツを導線で繋げます。
本当はカウントダウンだとか、火花を散らすとか。
何か派手なアクションができるパーツをつけたかったのですが…。
私にその技量がありませんでした。(泣)
導線は巻きつけるだけと簡単ですから。
せめてカウントダウンタイマーを探し、いつかバージョンアップしたいと思います。
早速、遊んでみました !
次女と喧嘩になりましたが、ここは長女からプレイ。
ここは作成者が最初でしょ、やはり。
先ほども書きましたが
奥から手前に戻ってくる箇所が難しい !
ぶ
ぶぶっ
ぶーぶぶーぶ
「あぁっ、もうっ!
マジでイライラするっ (怒)」
作った本人がイライラしながら遊んでいました。(笑)
今回組み込んだアーテックのオルゴールは、安価で工作に使うのには良いのですが…残念な程に音がイマイチで。
でも、それがまたイライラを増長させます。(笑)
作るのが面倒な人は
と、このように。
私達は手作りしましたが、こんな物も売っているようです。
イライラ棒で遊びたいけれど、作るのは面倒だと感じる方は市販品を購入して遊ぶのもアリだと思います。
そして参考までに。
材料は冒頭で紹介しましたが、この記事を読んで作りたくなった人のために購入先をご紹介しますと。
導線
導線は ↓ を使いました。
1mもあれば十分だと思います。
金属がむき出しの普通の針金なら何でもよいと思います。
もちろん、私のように園芸用の針金に細い導線を巻き付けてもOKです。
豆電球とソケット、電池ホルダー
私は電球やソケットをバラ買いしましたが、セットになっている物があります。
↓ のようなものを買っておくと色々遊べて便利です。
ブザー
ブザーはアーテックのオルゴールを代用しました。
僅かな電流で音がなるブザーとしては優秀です。
ただ、あまり音が良くないです。
台座
コースを支える台はプラモデルの残りパーツを使いました。
自分が何を作ろうとして購入したのかは忘れましたが、イライラ棒を作るのにぴったりでした。
プラモデルのパーツも工作時に役立つので、余ったら取っておきましょう。
まとめ
自作の「イライラ棒」は難易度の変更が自由自在。
なので4歳の次女も楽しく遊べています。
我が家の場合は電脳サーキットの効果かもしれませんが、4歳児でも回路が繋がると電球が光ったりブザーが鳴る事がわかったようです。
お子さんの理系魂を刺激する工作、寒い冬にはおすすめです。