左右が瞬時に判断できない…。
まだ幼児なのだから、そんなことで焦る必要はないと思うのですが。
小学校受験を検討していたりすると
我が子の成長を待てなくて、つい急かしてしまいがちですよね。(恥)
そこで今日は
左右の理解をどのように促したか?
次女の話を綴ろうと思います。
発達の一例でしかありませんが、参考にしていただけたらと思います。
左右の理解は自分から見た世界から始まる
基本となる位置関係には「上下」「前後」「左右」がありますが、「左右」の理解は最も難しく。
娘達の場合、まずは自分から見た左右を理解し、それから徐々に様々なアングルから見た場合の左右を理解していったように思います。
次女が左右を理解するのに有した時間は約6年
長女に関しての記録がないので、次女の事例だけを紹介しますと。
彼女がぼんやりと左右を理解し始めたのは、おおよそ1歳半。
「自分からみた左右」をマスターしたのは2歳でした。
「他者から見た左右」が理解できたのは最近になってからなので、その概念を完成させるのに6年もの月日を費やしたことになります。(汗)
この記事を書いている頃の次女は5歳10ヶ月です。
次女に左右を理解させるためにしてきたことは?
「自分の左右」を理解させるためにしたこと
100玉そろばんを使ったパフォーマンス
過去記事でも語っていますが。
次女には、赤ちゃんの頃からモンテッソーリ風な育児を施していまして。
視覚と聴覚を刺激する意味で ↑ のような取り組みをしてきました。
ちなみに動画でやってるパフォーマンスは、七田チャイルドアカデミー(EQWEL)の真似なのですが、次女が通塾していた際に経験した取り組みをアレンジしただけです。(恥)
動画では照れがありますが
当時はあれをハイテンションで楽しそうにやっていました。(爆)
(今はあのテンションを醸し出せません)
左右を意識させる語りかけ
それから。
登園時に「右足さ〜ん」と呼びながら彼女の右足に靴を履かせたり、「左手さん、いらっしゃい!」と言いながら左手に手袋を被せたり。
不自然ではない程度に左右を意識させる声かけをしていました。
「他者の左右」を理解させるためにしたこと
このように、早くから左右を理解し始めた次女ですが。
前述のとおり、最近まで「他者の左右」が理解できなくて…。
小学校受験ではお馴染みの「地図上を移動する問題」や「左右を問う問題」が解けませんでした。
それが何故、急に理解できるようになったのかと言いますと。
年長となり「習い事」を始めたのが吉と出たようなのです。
「和太鼓」の練習
次女が通う保育園では、年長さんが夏祭りで和太鼓を披露するのですが。
どうも、その練習で「他者の左右」を覚えたようです。
お友達と向かい合い
左右を叫びながら太鼓を叩く
これをしているうちに
自分の右とお友達の右は同じ方向ではないぞ?
なんて気がついたようで。
私が教えていた時は理解できなかったのに、保育園で太鼓を叩くだけで覚えてしまいました。(笑)
「ダンス」の練習
そして、その理解度を高めたのはダンスだと思います。
最近、彼女はダンスを習い始めまして。
週に1度のレッスンですが、習い始めて1ヶ月経った頃に左右の理解度を確認してみたら判断スピードが早まっていて…これには本当に驚きました。(笑)
瞬時に左右を判断し踊るダンスは、身体で位置方向を感じるのに役立つのかもしれませんね。
左右の完全理解には想像力も必要
このように、次女が「他者の左右」が理解できなかったのは、私の教え方が下手だったのもありますが。
5歳児の脳が未熟で、自分以外の場所から見える風景が想像できなかったからかもしれません。
イメージ力が足りなかったと考えれば、自分以外の場所から見た風景を想像して解く問題ができなくても不思議はありませんよね。(汗)
位置関係の理解度を調べるなら「こぐま会」がおすすめ!
このような経緯で次女は左右をマスターしたのですが、その理解度を確認するためにクイズをしてきました。
その際に参考にしたのが「こぐま会」の問題集。
位置方向以外にも、幼児期に育てたい感覚や知識を親がチェックできますから、おすすめです。
「ひとりでとっくん」シリーズは優秀
こぐま会の教材は沢山ありますが、中でも私がおすすめしたいのが「ひとりでとっくん」シリーズです。
シリーズ名に反して
子供ひとりでは解けないことが難点ですが、これは良いです! (爆)
我が家が使ったのは以下の3冊ですけど、これ以外にも沢山ありますから、お好みでチョイスしてみてください。
ちなみに。
購入は公式サイトがお得ですが、単品買いならAmazonが便利です。
ご興味のある方は是非、検討してみてくださいね。
さいごに
左右の完全理解は、身体を動かしながら覚えるのがコツです。
お子さんの理解が進まないとお困りな方は、一緒に遊びながら取り組むとよいかもしれません。