我が家の家庭学習は主人が担当していますが
子供達はママと遊びたいのが現実だったりして。
遊びに近いものについては、私が子供と一緒に取り組むようにしています。
そこで今日は
指先調整能力を育てる試み
塗り絵について記録してみたいと思います。
私が子供に塗り絵をやらせたい理由
自ら学ぶためには「勉強するための能力」が必要だから
我が家の家庭教育はピグマリオンが柱。
このメソッドでは幼少期に指先調整能力をガッツリと鍛えるのですが
それについてピグマリオンの開発者 伊藤 恭先生は次のようにおっしゃっています。
指先の調整能力が未発達な子どもは、学ぶ力が弱く、思考力や想像力も低いレベル(つまり、チンパンジーと同じレベルです)なので、 暗記したり、繰り返したり、覚えたりすることによって知識を増やすということになりがちです。そのため、まず「以前やったことがあるか」、 「それを覚えているか」という考えになります。つまり、新しい問題があっても、それを解決しようという意欲が育たないのです。
(引用 : ピグマリオン公式HPより)
伊藤先生の考えでは
指先調整能力が弱い子は精神的自立が遅れることにより、物事を理解する力が十分に育たないのです。
大勢の子供を指導した先生が、その経験から導いたセオリー
私達はこれを信じ
「勉強をするための能力」を養うために、娘達と塗り絵に取り組んでいます。
「塗り絵」の指導方法は?
指導方法なんて呼べる程のものではありませんが、意識していることはありますのでご紹介しますと。
いつでも遊べるように出しっぱなしにする
様子を見て入れ替えていますが
教材はオープン棚に並べておき、いつでも取り組めるようにしています。
教材と言っても
ぬり絵、折り紙、迷路、パズルなど、遊びに近いものばかりですが。(汗)
このようにしておくと
子供も手に取りやすいですし
私も時間がある時にサッと取り出して遊んでやることができるので便利です。
「教材はいつも出しっぱなし」
これ、オススメです。
好きな色で塗らせる
ぬり絵の際に使う色は好きにさせています。
我が家の場合
色彩感覚を養う事を目的としていないので、手指を動かすことに集中してさえいればOKなのです。
次女は4歳になっても配色を気にしない子ですが、問題ありません。
しっかり握らせる
親指と人差し指、そして中指の3本でしっかりと画材を握らせます。
これは重要で。
画材はお子さんに合わせて選べばよいと思いますが、太くて握りやすいものがオススメです。
ちなみに
我が家の場合、娘が2歳の頃は水性ペンを使っていました。
筆圧がなくても濃く塗れるので、満足感があるのです。
実際に使っているのが↑ のペン。
今でも愛用していますが、発色も良いですしオススメです。
ペン先が潰れにくいので、ペンで机を叩いても大丈夫なのも良いです。
それに三角なので2歳児でもしっかりと握りやすい!
お値段が高めなのが残念ですが、我が家ではリピ買いしました。
結局のところ、私の娘達は
水性ペン→クレヨン→色鉛筆
このように塗り絵に用いる画材を変えていますが、次女はクレヨンが好きで。
4歳になった今でも、公文の色鉛筆とクレヨンを両方使っている感じです。
幼児期の塗り絵は画材に配慮すること、大切だと思います。
細かく手首を動かさせる
それから。
大きく手を動かすと塗りムラができるので、細かく動かすように誘導しています。
うちの次女の場合
今は「塗りムラなく塗る」ことを目的としているので
はみ出さないようにするというよりも
白いところがないように塗らせています。
一緒に塗って自ら見本となる
「手首を使って上下に細かく動かすのよ」
なんて幼児に言っても分かりませんから、横で私が塗って見せます。
「コチョコチョコチョ〜」
動きを細かくすれば
塗りムラができないし、縁取りをしなくてもはみ出さずに塗れる
そんなことに気がついてほしくて
最近は特に細かく塗って見せるようにしています。
何でもそうですが
見本を示す時は「動作を丁寧に行うこと」を意識して、ブツブツと口を出さないのがコツです。(笑)
で、気になる4歳児の塗り絵レベルは?
保育園で塗ってきた作品はこれ
うんうん
隙間なく塗れてます。
母は満足
でもね…。
雑すぎますよ。
はみ出してもいいけれど
手指をもっと細かく動かしながら塗るよう、心がけて欲しいものです。(悲)
昨日、自宅にて一緒に塗った作品はこれ
…。
レベル変わってないやん。(爆)
隙間なく塗れていますが
相変わらず雑です。
細かい動作がなく、ザザザッと塗っていました。(汗)
数枚のぬり絵を一気に仕上げましたので、集中して取り組んではいたのですが。
残念です。
丁寧な動作って
どうしたら身につくのだろう?
私の伝え方について、試行錯誤したいと思います。
さいごに
伊藤先生曰く
お箸や鉛筆の作業が丁寧にできない子は、一つのことに集中しにくく。
人の話を最後まで聞けず、自分の思い通りにならないとキレる。
こんな態度をとりやすいそうです。(汗)
うちの次女も
ちょっとそのような傾向があって焦ります。(汗)
幼児期に手指を鍛えることが
将来の思考力や記憶力に繋がると信じて。
主人の家庭学習をサポートするため、ぬり絵は続けていきたいと思います。