爪切りっていつからできるの ?
子供にどうやって教えればいいの?
そんな疑問に答えるため
今日は「つめ切りのお仕事」をご紹介したいと思います。
モンテッソーリ教育の基本は「やって見せる」こと
着替えに手こずっている子を見たら
「ママがやってあげるから、いいよ」
そう言って服を着せてしまう…。
良かれと思って
子供が自分でやるべき事を代わりにやってしまう事ってありませんか?
私はありました。(汗)
今なら分かるのですが
それって我が子の能力を信じていませんよね?
「貴方はできない」
そう決めつけているのです。
子供だって
やり方さえ分かればできるのに。
私は そんな事に気がつけなくて
「教える」ことや「待つ」ことができない母でした。
そんな時 出会ったのがモンテッソーリ教育。
このメソッドでは日常生活の動作をやって見せるのが基本です。
つめを切る動作だって
やって見せて教えてあげれば4歳児にだってできるのです。
爪切りでつめを切る「お仕事」
ここでやっと「お仕事」の話です。
私は我流なので、ただのモンテッソーリ風育児なのですが。
それでも簡単なので
是非マネしてみてくださいね。
準備したもの
- ストッキングに同封されていた厚紙
- 画用紙
- はさみ
- のり
ここで用意する厚紙はお菓子の箱や画用紙でも大丈夫です。
折り紙や広告でもやれると思いますが、多少硬めの紙がオススメです。
提示する前の準備
↑ は完成図です。
まず紙で「手」を作成します。
私は二人分を作るのに15分かかりませんでした。
- 子供の手を厚紙にのせて手形を書く
- 厚紙を手の形に切り抜く
- 画用紙で爪を作り、厚紙に貼る
- トレーに作成した「手」と爪切りを乗せ、棚に展示する
提示の仕方
手形を作った時点で子供は興味津々。
なので、展示した途端に「つめ切りのお仕事」に手を伸ばすと思います。
そうしたら、こちらのものです。(ニヤリ)
ちょっと勿体ぶって
「大人の爪切り、教えてあげようか?」
と誘ってみて反応が良ければその場で紙のつめを爪切りで切って見せます。
この時のコツは
スローモーションで
黙って切って見せる事。
爪切りはどうやって持つのか
つめはどこから切るのか
そこに注目できるよう
言葉での説明はせずにやって見せるのです。
ごちゃごちゃ言いながらやって見せるより、無言で一連の動作をゆっくりデモした方が子供って集中して見てくれます。
つめの端からゆっくりと切り揃えて見せてから
「やってみる?」
そう促してみたら
次女は早速、不慣れな感じで爪切りを持つと慎重に紙のつめを切り始めました。
できた!
ママ、自分で切れたよ!!
生まれて初めて触る大人の爪切りの使い方は直ぐにマスターできました。
この日から次女は手のつめを自分で切るようになりました。
(足は難しいので私が揃えてあげています)
でも、油断は禁物 !!
そんなこんなで。
4歳の次女が
爪切りをマスターしました。
今はまだ切っている傍で見てあげているのですが、上手に切れるので驚きます。
本当にもっと早く「つめ切りのお仕事」を作ってあげたらよかったと思いました。。
つめは平らに切るように教えたのに油断するとつめが尖っている事がありますが、自分で切ってくれるので母は切り忘れがなくなりました。
このように
子供はやり方を知らないだけですから。
自立を促すためにも色々教えてできるようにしてあげたいですね。